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参考資料2-1 令和5年度医療分野の研究開発関連予算等の資源配分方針 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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析機器の共用など創薬研究開発に必要な支援基盤の構築に取り組む。
令和5年度においては、アカデミアと企業のギャップを埋める仕組みとして、産
学官共同創薬研究プロジェクト(GAPFREE)において、企業・アカデミアのニーズ
とそのタイミングに柔軟に対応することで、企業とアカデミアのマッチングを促す。
また、新たなテクノロジーや開発手法を活用した研究等として、がんの医薬品開発
に関し従来からの研究に加え医療用 RI を活用したがん治療創薬を推進し、アンメ
ットメディカルニーズ等に基づく戦略的研究開発及び技術支援基盤を強化するほ
か、創薬 AI プラットフォームの構築における「富岳」を活用した 3D シミュレーシ
ョンによる予測手法に取り組むとともに、RNA 標的創薬に関し、企業ニーズをふま
えた大量合成技術・構造解析技術等の開発に取り組む。レギュラトリーサイエンス
研究については、放射性医薬品の品質試験の最新化や治療機器の早期普及を目指し
た次世代国際標準評価法の開発等を行う。また、医薬品の研究開発に関する環境整
備として、創薬等のライフサイエンス研究に資する先端研究基盤の整備・強化や、
共用設備・機器の充実と操作の自動化・遠隔化を引き続き推進し、創薬力の強化に
繋げる。小児や希少疾患等医療ニーズが高いものの、採算が見込めず、企業の開発
が進まない分野において、臨床研究等を促進する。さらに、新興・再興感染症対策
に関して、ワクチン・治療薬をはじめとする医薬品等の開発、病態メカニズムの解
明や、新型コロナウイルス感染症を含む公衆衛生危機管理上重要な感染症における、
救命、流行の抑制、社会活動の維持等の対策に必要な研究開発を推進する。加えて、
感染症対策等で必要となる海外依存度の高い医薬品等の開発支援についても検討
する。

②医療機器・ヘルスケアプロジェクト
AI・IoT 技術や計測技術、ロボティクス技術等を融合的に活用し、診断・治療の
高度化のための医療機器・システム、医療現場のニーズが大きい医療機器や、予防・
高齢者の QOL 向上に資する医療機器・ヘルスケアに関する研究開発を行う。また、
医療分野以外の研究者や企業も含め適切に研究開発を行うことができるよう、必要
な支援に取り組む。
令和5年度においては、医療機器基本計画の改定に関する議論を含めた医療機
器・ヘルスケア開発協議会での議論を踏まえ、AMED 内のプロジェクト連携を一層
図りつつ、「医療ニーズに基づいた医療機器・ヘルスケアを開発するための研究開

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