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参考資料2 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会とりまとめ (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23459.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第11回 1/20)《厚生労働省》
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業務に関して以下のような検討を行うとともに、今後の薬局の役割や機能も
併せて検討することで、地域において薬剤師が住民に果たすべきサービスを
考えていくべきである。また、薬剤師が実施したことが患者の行動変容に結
びつくことが重要であり、対人業務を中心とすることによって得られた患者
への成果を把握・検証する方法を検討すべきである。
(調剤業務)
○ 対人業務の充実と対物業務の効率化のためには、薬剤師しかできない業務
に取り組むべきであり、それ以外の業務は機器の導入や薬剤師以外の者によ
る対応等を更に進める必要があるが、その際には、医療安全の確保を前提に
見直しを検討することが必要である。
(例:調剤機器の精度管理などメンテナ
ンス、薬剤師以外の職員に対する研修などによる資質の確保、調剤の内容の
多様化への対応、多剤の適切な服用のための一包化などの作業を含めた対応)
なお、特に病院において薬剤師が不足する中で、病棟等における業務を充
実させるためには、薬剤師確保に努めつつ、対物業務については、薬剤師以
外の人材の活用等を検討すべきとの意見があった。


このような検討は、以下の ICT 対応を含め、対物中心の業務から対人中心
の業務へ業務をシフトする上で重要な課題であるとともに、調剤業務自体は
薬剤師の独占業務であり、医療安全を確保しつつ、適切に調剤を行うことは
業務の根幹であることから、薬剤師に関する事項を広く検討課題としている
本検討会で引き続き検討する。

(ICT 対応)
○ 電子処方箋による処方薬を含む患者情報の共有化、薬剤師業務の質を向上
させるための医療機関等との連携方策に取り組むべきである。(電子処方箋
の仕組みの早期実現、それに伴う患者情報の活用方策、プロトコールに基づ
く薬物治療管理(PBPM)の推進など、医療機関等との連携を進めるべきであ
る。)


データヘルス集中改革プランの進展に伴う 電子処方箋により処方薬の情
報がリアルタイムで把握可能になると、要指導医薬品・一般用医薬品の情報
の管理を含め、服用薬を一元的・継続的に把握するためにお薬手帳の利用方
法を変えていく必要ある。特に電子版お薬手帳は電子処方箋システムとの連
携により、服薬状況等の様々な情報が簡便に搭載することが可能になること
が期待されるため、このような連携が円滑にできるよう検討を進めるべきで
ある。また、このような ICT 化により情報の共有化が実現された時代におけ
る、かかりつけ薬剤師・薬局の役割も検討すべきである。

(調剤以外の業務)
○ 特に薬局は、要指導医薬品・一般用医薬品の提供も前提に、処方箋に基づ
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