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参考資料2 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会とりまとめ (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23459.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 薬剤師の養成及び資質向上等に関する検討会(第11回 1/20)《厚生労働省》 |
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○
薬局では住民の生活を支えていく取組も必要となる。健康に関する関心・
正しい理解、予防・健康づくり(セルフケア)を推進し、症状に応じて適切
な市販薬を使用するセルフメディケーションを支援するため、要指導医薬
品・一般用医薬品、薬局製剤、衛生材料、介護用品等の提供や必要な情報提
供・相談対応等の健康サポート機能の取組が必要である。
(例えば、薬剤師に
よる薬の相談会の開催や禁煙相談の実施、健診の受診勧奨や認知症早期発見
につなげる取組、医師や保健師と連携した糖尿病予防教室や管理栄養士と連
携した栄養相談会の開催など)
○
災害時の医薬品供給や衛生管理(避難所等の消毒、感染症対策等の対応等)
や学校等での公衆衛生(環境衛生、薬物乱用対策等)、感染症防止対策等への
対応も求められる。今は新型コロナウイルス感染症対応、特にワクチンの一
連の接種体制への積極的な関与も重要な役割である。(医療機関の薬剤師も
同様)
○
また、緊急避妊薬の取扱いにあたっては、現在はオンライン診療に伴う緊
急避妊薬の調剤の対応に関する研修が進められているが、このような研修の
推進も含む取組により、薬剤師として女性の健康に関する相談等の適切な対
応もできるようにすべきである。
○
上記のような各種取組の推進のためには、免許取得後に薬物療法をとりま
く最新の知見を幅広く習得するなど生涯研修による質の向上が必要である
とともに、がんなどの疾患領域に応じた専門性も求められる。
○
薬局は小規模で薬剤師が少人数の施設が多いが、今後、薬局に求められる
役割・業務の充実を考えると、小規模の薬局では単独で全ての役割を担うこ
とが困難になることも考えられる。そのため、地域全体で求められる薬局・
薬剤師サービスを提供する観点から、小規模薬局それぞれが対応可能な役割
を踏まえつつ、薬局間で業務を補完するような連携についても考えていく必
要がある。
② 医療機関
○ チーム医療の推進により、多職種と連携しながら病棟の薬剤業務の充実が
求められている。病床機能別に病棟業務の時間を見ると、急性期の病床にお
いて病棟業務の時間が多く、病院機能によって病棟業務の実施状況に差があ
り、回復期、慢性期などの病床で更なる充実が期待される。
○
「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」(平成 22
年 4 月 30 日厚生労働省医政局長通知)において薬剤師を積極的に活用する
ことが可能な業務や、「医師の働き方改革を進めるためのタスクシフト/シ
ェアの推進に関する検討会」
(令和2年 12 月 23 日 議論の整理)において示
4
薬局では住民の生活を支えていく取組も必要となる。健康に関する関心・
正しい理解、予防・健康づくり(セルフケア)を推進し、症状に応じて適切
な市販薬を使用するセルフメディケーションを支援するため、要指導医薬
品・一般用医薬品、薬局製剤、衛生材料、介護用品等の提供や必要な情報提
供・相談対応等の健康サポート機能の取組が必要である。
(例えば、薬剤師に
よる薬の相談会の開催や禁煙相談の実施、健診の受診勧奨や認知症早期発見
につなげる取組、医師や保健師と連携した糖尿病予防教室や管理栄養士と連
携した栄養相談会の開催など)
○
災害時の医薬品供給や衛生管理(避難所等の消毒、感染症対策等の対応等)
や学校等での公衆衛生(環境衛生、薬物乱用対策等)、感染症防止対策等への
対応も求められる。今は新型コロナウイルス感染症対応、特にワクチンの一
連の接種体制への積極的な関与も重要な役割である。(医療機関の薬剤師も
同様)
○
また、緊急避妊薬の取扱いにあたっては、現在はオンライン診療に伴う緊
急避妊薬の調剤の対応に関する研修が進められているが、このような研修の
推進も含む取組により、薬剤師として女性の健康に関する相談等の適切な対
応もできるようにすべきである。
○
上記のような各種取組の推進のためには、免許取得後に薬物療法をとりま
く最新の知見を幅広く習得するなど生涯研修による質の向上が必要である
とともに、がんなどの疾患領域に応じた専門性も求められる。
○
薬局は小規模で薬剤師が少人数の施設が多いが、今後、薬局に求められる
役割・業務の充実を考えると、小規模の薬局では単独で全ての役割を担うこ
とが困難になることも考えられる。そのため、地域全体で求められる薬局・
薬剤師サービスを提供する観点から、小規模薬局それぞれが対応可能な役割
を踏まえつつ、薬局間で業務を補完するような連携についても考えていく必
要がある。
② 医療機関
○ チーム医療の推進により、多職種と連携しながら病棟の薬剤業務の充実が
求められている。病床機能別に病棟業務の時間を見ると、急性期の病床にお
いて病棟業務の時間が多く、病院機能によって病棟業務の実施状況に差があ
り、回復期、慢性期などの病床で更なる充実が期待される。
○
「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」(平成 22
年 4 月 30 日厚生労働省医政局長通知)において薬剤師を積極的に活用する
ことが可能な業務や、「医師の働き方改革を進めるためのタスクシフト/シ
ェアの推進に関する検討会」
(令和2年 12 月 23 日 議論の整理)において示
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