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資料10 全体目標に係るがん対策推進基本計画の見直しについて(案) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27784.html
出典情報 がん対策推進協議会(第80回 9/5)《厚生労働省》
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中間評価の議論の中で指摘された第4期基本計画に向けた論点
 第3期がん対策推進基本計画中間評価報告書「第4章 おわりに」において、第4期基本計画に向けた論
点についてまとめたところ。
 これらを踏まえ、まず第4期計画の全体目標の方向性やそれに対応するモニタリング指標について検討す
ることとしてはどうか。

<第3期中間評価報告書

「第4章

おわりに」より抜粋>

(1)中間評価を踏まえて、第4期の基本計画を策定することが望ましい。
(2) 第3期の基本計画では、高齢者のがん対策、難治性がん対策等、中間評価指標が設定できなかった施策があり、
また、施策が行われる前の数値が明確になっていない項目が多かった。そのため、第4期の基本計画では、それ
らの中間評価指標を検討するとともに、新たに指標を設定する場合には、施策が行われる前の数値を明確にして
おくことが望ましい。
(3)第3期の基本計画では、一部の中間評価指標は、指標の数値の推移が直近の1~2年間のものしか分からず、
評価が困難であった。第4期基本計画においては、各中間評価指標について、十分に評価できる期間を設定する
ことが望ましい。
(4)第3期の基本計画では、第2の2.(7)の「小児がん、AYA世代のがん及び高齢者のがん対策」や、同
(4)②の「就労以外の社会的な問題について」のように、大きく異なる分野が1つの項目にまとめられていた
が、第4期の基本計画においては、各分野の関連性を考慮した構成とすることが望ましい。
(5)第3期の基本計画では、計画策定時に評価指標は決定しておらず、目標への達成状況について評価が困難な施
策があったため、第4期の基本計画策定時には、目標の設定と併せて、それらをモニタリングする指標について
も検討することが望ましい。
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