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資料5-1~2    ラメルテオン (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00019.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第21回 9/12)《厚生労働省》
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向精神薬の長期処方への対応
総 4-1 p40 向精神薬及びベンゾジアゼピン受容体作動薬等の数量の推移
https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000522373.pdf
御意見:
>乱用、レイプドラッグとしての使用など、不適切使用が懸念され、慎重な取扱い
が必要であり、現時点での OTC 化には賛同できない
・ラメルテオンの薬理作用上、レイプドラッグになることはありえない。飲んだら
睡眠導入剤のように眠気が来るような薬剤ではない

“お薬もぐもぐ”で検索すればわかるとおり、悪用する患者に対して医師が安易に
向精神薬の処方を乱発、do 処方していることが問題である。ラメルテオンが OTC 化
されても関係ない。
御意見の理由、根拠等:
Uptodate (Lexi-comp)
Ramelteon: Drug Information
御意見:
>よく眠れるという健康食品やグッズは、多く市場に出回っており、それが高価な
健康食品や消費者被害につながる可能性があるという懸念の中で、手に入れやすさ
から安易に買ってしまう消費者はいるのではないか。睡眠薬のスイッチ OTC 化は
現時点では厳しいのではないかと思う一方、これだけ健康食品が氾濫している中で、
信頼できる薬があるというのは意義があるとも思われる。
・高齢者に対して不適なドリエル(ジフェンヒドラミン)が良くて、睡眠の質を改
善する安全なラメルテオンの OTC 化を拒否するのは筋が通らない。
・販売に際しラメルテオンがどういった性質の薬剤であるか、睡眠衛生教育も含め
て説明を行えば問題がない。医科で泌尿器系トラブルにより不眠を訴えているのに
安易にレンドルミンやマイスリーなど処方されているケースも多々あり、泌尿器科
への受診勧告にも繋げられる
・そもそも医科で睡眠薬を出す際に適切な睡眠衛生教育がなされている例は全体の
何%か?いまだかつてきちんと説明を受けたとする患者に遭遇したことがない。逆
に薬局等で適切な睡眠衛生教育がなされ、安易なベンゾジアゼピン処方へ到ること
を防ぐことができるのではないか
御意見の理由、根拠等:
MSD マニュアル
高齢者において注意を要する薬剤カテゴリー

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