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総-4-1○最適使用推進ガイドラインについて (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00160.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第528回 9/14)《厚生労働省》
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③国際共同第Ⅲ相試験(KEYNOTE-564 試験)
有害事象は本剤群 470/488 例(96.3%)及びプラセボ群 452/496 例(91.1%)に認めら
れ、治験薬との因果関係が否定できない有害事象は、それぞれ 386/488 例(79.1%)及び
265/496 例(53.4%)に認められた。いずれかの群で発現率が 5%以上の副作用は下表の
とおりであった。
表 6 いずれかの群で発現率が 5%以上の副作用(KEYNOTE-564 試験)(安全性解析対象集団)
器官別大分類
(SOC: System Organ Class)
基本語(PT: Preferred Term)
(MedDRA ver.23.1)
全副作用
内分泌障害
甲状腺機能亢進症
甲状腺機能低下症
胃腸障害
下痢
悪心
一般・全身障害および投与部位の状態
無力症
疲労
筋骨格系および結合組織障害
関節痛
筋肉痛
皮膚および皮下組織障害
そう痒症
発疹

例数(%)

全 Grade
386 (79.1)

本剤群
488 例
Grade 3-4
92 (18.9)

50
86

(10.2)
(17.6)

1
1

(0.2)
(0.2)

0
0

0
13 0.0 (2.6)

0
0

0
0

77
39

(15.8)
(8.0)

8

(1.6)
0
0.0

0
0

51
23

(10.3)
(4.6)

0
0

0
0

28
99

(5.7)
(20.3)

1
4

(0.2)
(0.8)

0
0

23
71

(4.6)
(14.3)

0
0

0
0

46
30

(9.4)
(6.1)

1
1

(0.2)
(0.2)

0
0

43
20

(8.7)
(4.0)

0
0

0
0

91
73

(18.6)
(15.0)

1
4

(0.2)
(0.8)

0
0

57
36

(11.5)
(7.3)

0
0

0
0

Grade 5
0

プラセボ群
496 例
全 Grade
Grade 3-4
265
(53.4)
6
(1.2)

Grade 5
0

なお、本剤群において間質性肺疾患 11 例(2.3%)、大腸炎・小腸炎・重度の下痢 15
例(3.1%)、重度の皮膚障害(中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形紅斑、
類天疱瘡等)1 例(0.2%)、神経障害(ギラン・バレー症候群等)1 例(0.2%)、劇症
肝炎・肝不全・肝機能障害・肝炎・硬化性胆管炎 45 例(9.2%)、甲状腺機能障害 106 例
(21.7%)、下垂体機能障害 2 例(0.4%)、副腎機能障害 10 例(2.0%)、1 型糖尿病 9
例(1.8%)、腎機能障害(尿細管間質性腎炎、糸球体腎炎等)8 例(1.6%)、筋炎・横
紋筋融解症 2 例(0.4%)、重症筋無力症 2 例(0.4%)、脳炎・髄膜炎 2 例(0.4%)、心
筋炎 1 例(0.2%)、infusion reaction 7 例(1.4%)及び重篤な血液障害(免疫性血小板減
少性紫斑病、溶血性貧血、赤芽球癆、無顆粒球症等)1 例(0.2%)が認められた。また、
膵炎、ぶどう膜炎、血球貪食症候群及び結核は認められなかった。本副作用発現状況は
関連事象(臨床検査値異常を含む)を含む集計結果を示す。

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