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総-4-1○最適使用推進ガイドラインについて (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00160.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第528回 9/14)《厚生労働省》
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5.投与対象となる患者
【有効性に関する事項】
① 本剤の他の抗悪性腫瘍剤との併用投与は下記の患者において有効性が示されてい
る。

アキシチニブ又はレンバチニブとの併用投与:化学療法歴のない根治切除不能
又は転移性の腎細胞癌患者
② 本剤の単独投与は下記の患者において有効性が示されている。

再発リスクの高い腎細胞癌の術後患者
③ 下記に該当する本剤の投与及び使用方法については、本剤の有効性が確立されてお
らず、本剤の投与対象とならない。
術後患者に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用投与
アキシチニブ又はレンバチニブ以外の抗悪性腫瘍剤との併用投与
【安全性に関する事項】
① 下記に該当する患者については本剤の投与が禁忌とされていることから、投与を行
わないこと。
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
② 治療前の評価において下記に該当する患者については、本剤の投与は推奨されない
が、他の治療選択肢がない場合に限り、慎重に本剤を使用することを考慮できる。
間質性肺疾患の合併又は既往のある患者
胸部画像検査で間質影を認める患者及び活動性の放射線肺臓炎や感染性肺炎
等の肺に炎症性変化がみられる患者
自己免疫疾患の合併、又は慢性的な若しくは再発性の自己免疫疾患の既往歴の
ある患者
臓器移植歴(造血幹細胞移植歴を含む)のある患者
結核の感染又は既往を有する患者

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