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資料1-1 特定健診・特定保健指導の健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項について(議論のまとめ) (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28516.html
出典情報 第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会(第3回 10/12)《厚生労働省》
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特定健診・特定保健指導の健康増進に係る科学的な知見を踏まえた
技術的事項について
(議論のまとめ)
令和4年8月
Ⅰ. はじめに
「第4期特定健診・特定保健指導の見直しに関する検討会」の検討事項のうち、
これまでの厚生労働科学研究等の科学的知見や診療ガイドラインの改正等最新の知
見を踏まえつつ、生活習慣病に係るリスク評価の精緻化や個人に対する生活習慣の
問題点に関する注意喚起等に資する観点から、技術的事項についての検討を行うこ
とを目的として「健康増進に係る科学的な知見を踏まえた技術的事項に関するワー
キング・グループ」を開催した。
本ワーキング・グループでは、科学的エビデンスに基づき検討することを原則と
し、現時点でのエビデンスを前提に、可能な範囲で論理的に検討していく方針のも
と、技術的事項について検討を行ったところであり、その議論の経過をここにまと
める。
Ⅱ. 特定健診・特定保健指導の健診項目及び質問項目について
1.健診項目及び質問項目の基本的な考え方
健診項目の見直しの議論を始めるに当たり、まず「健診項目の基本的な考え方」
についての整理・検証を行った。前回(第3期)の見直し等においては、以下のよ
うな考え方が示されており、今回の見直しにおいても基本的な観点であることを確
認した。
・糖尿病や脳・心血管疾患(脳卒中や虚血性心疾患等)等の生活習慣病、とりわ
けメタボリックシンドロームの該当者・予備群を減少させることができるよ
う、特定保健指導が必要なものを的確に抽出するための検査項目を健診項目と
する。
(標準的な健診・保健指導プログラム【平成 30 年度版】一部改変)

・特定健康診査の健診項目は、虚血性心疾患、脳血管疾患等の危険因子である糖
尿病、脂質異常症、高血圧症を評価する基本的な項目と、危険因子の増悪によ
って惹起される生活習慣病の重症化の進展を早期に評価する詳細な健診の項目
で、かつ介入可能なもので構成される。
(平成 28 年 11 月8日第8回特定健診・特定保健指導の在り方に関する検討会

参考資料1)

これに加えて、標準的な質問項目に関する基本的な考え方については、前回(第
3期)の見直しにおいて、以下のような考え方が示されているが、質問項目の意義
を議論した結果を踏まえ、④については見直しを行うこととする。
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