よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


「ケアプランデータ連携システム」の概要等の周知について(情報提供(Ver.2)) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/001005677.pdf
出典情報 「ケアプランデータ連携システム」の概要等の周知について(情報提供(Ver.2))(10/26付 事務連絡)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和2年度老人保健健康増進等事業「介護記録法の標準化調査研究事業」-導入マニュアル概要


導入マニュアルでは、『利用者のため』の記録とは何かという視点から、事業所・施設内における項目形式の介護記録法の活用の
流れと、導入ステップをとりまとめた。

介護記録の意義 -利用者のための介護記録-
• 介護記録の目的として、第一には「利用者のため」に
介護記録を残すことが挙げられる

■介護記録によるケアの見える化(イメージ)

https://www.jmar-llg.jp/record2020/

• 利用者の思いや生活状況、生活歴の中から、利用
者が生きていくうえで大切にしてきたこと、その重要性
を専門職として理解し、利用者の心身の状況に応じ
た介護を行えることが、介護職員の専門性といえる

導入ステップ

• 介護記録とは、見えづらい状態にあるケアについて、
ケアチームや連携する多職種、利用者、利用者の家
族に、ケアの理由・根拠を伝える(見える化する)た
めに作成するもの

• モデル事業結果等を基に、項目形式の介護記録法を事
業所・施設内に導入するステップを「Ⅰ.導入前の準備」
「Ⅱ.導入・運用」「Ⅲ.改善」の大きく3ステップに整理

項目形式の介護記録法への統一による効果と介護記録の活用
■介護記録法の統一で想定される効果と
介護サービスの質の向上に向けた取組

※研修動画、様式等も公開

• 既に項目形式の介護記録法を導入している事業者やモ
デル事業に参加した事業者が工夫したポイント等も掲載

• 事業所内で項目形式の介護記録法に統一されること
で、次のような効果が期待される
職員の意識変容・行動変化
介護記録の質の向上
記録業務の早期習得
記録業務の負担軽減
効率的・効果的な情報収集
効率的な情報共有
データ利活用

• しかし、項目形式の介護記録法への統一は業務の改
善活動の一つであり、介護サービスの質の向上に向け
ては、介護記録法の統一によって整理された介護記
録を活用し、更なる取組へとつなげていくことが必要
• 例えば、介護記録の教育・研修、事業所内でのコミュ
ニケーションの改善、その他の業務改善の取組による
負担軽減や効率化を通じて、介護サービスの質の向
上に向けて、介護記録を価値あるものへと昇華させる
ことが求められる

10