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資料2 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29048.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第101回 11/14)《厚生労働省》
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地域包括ケアシステムの更なる深化・推進について
検討の方向性
(通いの場、一般介護予防事業)
〇 新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、通いの場の活動が自粛されている状況もみられることから、引き続き
周知等を通じて、感染防止に配慮しつつ、活動再開や参加率向上を進めていくことが必要ではないか。
〇 通いの場については、認知症予防、多世代交流や就労的活動など、地域のニーズに応じた多様な機能を有
する場として発展・拡充させていくことが重要ではないか。そのために、好事例の横展開に当たって、各地域の状
況や課題毎に、より活用・参照しやすい形で通いの場の取組に資する情報を提供していくことなどを検討してはど
うか。
また、その際、通いの場が住民主体であることや、専門職が限られていることにも留意しつつ、質を高めるために、
医療や介護の専門職の関与を推進することが必要ではないか。
〇 多様な課題を抱える者や閉じこもりがち等により通いの場に参加できていない高齢者を介護予防・見守りの取
組につなげるために、高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施による医療専門職等からのアプローチや、
介護予防把握事業による民生委員・地域のボランティア等からのアプローチなど、様々な手段・機会を活用した
働きかけを推進していくことが重要ではないか。
(認知症施策の推進)
〇 認知症施策について、本年(2022年)は認知症施策推進大綱の中間年にあたるため、認知症施策推進
関係閣僚会議のもとに設置された有識者会議等において、施策の各目標の進捗確認を行っている。

〇 各目標の進捗状況の評価を踏まえ、進捗状況が低調な項目については対応策を検討しつつ、大綱の掲げる、
認知症の発症を遅らせ、認知症になっても希望を持って日常生活を過ごせる社会の実現に向け、引き続き「共
生」と「予防」を車の両輪として、施策を推進していくこととしてはどうか。

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