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資料2 全ゲノム解析等に係るAMED研究について(中間報告) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28954.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会(第12回 11/15)《厚生労働省》
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2_エキスパートパネル

エキスパートパネル体制構築班の進捗状況 ~A班~

(7/20→10/20)

項目

角南班

浦上班

上野班

全体

エキスパートパネル実施数

134 → 205

111 → 152

154 → 320

399 → 677

WGS解析により検出された診療に関連する遺伝子異常
Actionable genomic
alterationの検出数

64 → 115

49 → 72

87 → 194

200 → 381

生殖細胞系列に開示対象の
病的バリアントの検出数

12 → 19

2→4

15 → 20

29 → 60

WGSを用いたエキスパートパネルにより得られた成果
 既存の検査では検出できないがんに関与するゲノム異常の検出





long insertion/deletion変異( CDKN2A , CDKN2B, CHEK2, TP53, CDK12など)
inversion変異(BRCA1, RB1)
病的と強く疑えるバリアント(BRCA2)
構造異常や転座・欠失等

 全ゲノム解析の結果が診断や治療に有用であった例


構造異常や融合遺伝子を、多様で診断が難しい希少がん(肉腫等※)などの診断や予後に活用
- 頭頸部腫瘍(篩骨洞)の組織型不明症例において、融合遺伝子の検出によりBiphenotypic sinonasal sarcomaと診断
※)腺様嚢胞癌, 孤発性線維性腫瘍, 骨外性ユーイング肉腫, 悪性末梢神経鞘腫, 類上皮血管内皮腫瘍, 脱分化型脂肪肉腫,
滑膜肉腫, 胞巣状軟部肉腫など



融合遺伝子の確認検査後、推奨薬剤を投与し有効性あり

 がん以外の疾患に関与する可能性が高いゲノム異常の検出


生殖細胞系列において非腫瘍関連遺伝子(循環器疾患等)を検出

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