ii. 介護保険の給付と負担のあり方
今後の介護保険の給付と負担のあり方との望ましいバランスについて、①「介護保険の給
付内容を改善すべきであり、それに伴う介護費の負担増はやむを得ない」から、⑤「介護保険
の給付内容を大幅に絞り込み、介護費の負担を減らすべき」までの 5 段階の考え方のどれが
近いかを問うたところ、給付を絞るべきとの回答(③④⑤)の割合は計 40.7%、介護費の負担増
はやむを得ないとする回答(①②③)の割合は計 43.9%となっています(図表 10)。
今後の介護保険の給付と負担とのあり方について【単数回答】
③④⑤：給付を絞るべき：40.7%
①②③：負担増はやむを得ない：43.9%
回答者全体
(n=3,000)

16.3%

16.4%

8.0%

うち20歳代
(n=393)

8.7%

うち30歳代
(n=453)

8.8%

16.1%

うち40歳代
(n=589)

10.5%

13.8%

うち50歳代
4.7%
(n=536)
うち60歳代
(n=505)

15.3%

16.4%

6.7%

うち70歳代
(n=524)

8.4%
0%

14.8%

16.8%

14.9%

15.1%

20%

11.0%

35.1%

8.5%

37.2%

37.5%

13.5%

18.8%

19.8%
30%

32.6%

11.9%

13.4%

15.4%

18.1%
10%

12.1%

31.7%

11.7%

17.0%

16.0%

18.6%

11.7%

15.9%

14.1%

18.7%

40%

50%

26.9%

60%

70%

20.8%
80%

90%

⑤介護保険の給付内容を大幅に絞り込み、介護費の負担を減らすべき
④介護保険の給付内容を絞り込み、今の水準程度の介護費の負担にとどめるべき

③介護保険の給付内容をある程度絞る一方で、少子高齢化による多少の介護費の負担増はやむを得ない
②介護保険の給付内容を今の水準程度に維持すべきであり、少子高齢化による介護費の負担増はやむを得ない
①介護保険の給付内容を改善すべきであり、それに伴う介護費の負担増はやむを得ない
わからない

- 9 -

100%