よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


10【参考資料1-5】組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンについて(第18回ワクチン評価に関する小委員会資料1) (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html
出典情報 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第17回ワクチン評価に関する小委員会での議論
9価HPVワクチンの概要について(MSD株式会社)

9価HPVワクチンの製造販売業者であるMSD株式会社より、ワクチンの概要について説明の上、以下の議論が行われた。
○ 安全性について:日本人の治験での安全性についての委員からの質問に対し、MSD社より、「国内の臨床試験
では、安全性の大きな懸念は認められていない」との回答があった。
○ 供給量について
・安定供給の時期はいつごろになるか、という委員からの質問に対して、MSD社より、「定期接種化のための安定
的な供給量が確保できるのは2023年頃になる」との回答があった。
・安定的な供給量とは、どの年齢層のカバーを想定しているのか、という委員からの質問に対して、 MSD社より、
「過去の実績等を踏まえた上で想定しているが、積極的勧奨の状況を踏まえ、今後厚生労働省と協議していきた
い」との回答があった。
○ 2回接種について:世界的にはほとんど2回で接種されているが、日本での接種回数についてどう考えるか、と
いう委員からの質問に対して、 MSD社より、「現在開発途中である」との回答があった。
○ 男性接種について:日本での開発状況についての委員からの質問に対し、MSD社より、「現在臨床試験を実施
中である」との回答があった。
「9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン ファクトシート」について
ファクトシートの内容について、執筆担当の多屋委員と池田委員からご説明いただいた。
○ 多屋委員より、ファクトシート中の以下の項目についてご説明いただいた。
・対象疾患の基本的知見、疾患の特性(p.7〜p.12)
・国内外の疫学状況(p.12〜p.29)
・有効性(p.31〜p.44 )
・安全性(p.44〜p.53 )
・諸外国の導入状況(p.64〜p.80 )
○ 池田委員より、ファクトシート中の医療経済学的な観点(費用対効果)(p.54〜p.63 )についてご説明いただ
いた。

4