よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1 先進医療Bの総括報告に関する評価表(告示番号44) (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23669.html
出典情報 先進医療会議 先進医療技術審査部会(第128回 2/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

安全性

A.問題なし。(ほとんど副作用、合併症なし)
B.あまり問題なし。(軽い副作用、合併症あり)
C.問題あり。(重い副作用、合併症が発生することあ
り)
D.その他

コメント欄:
1 例とは言え 28 例と少ない母集団の中で重篤な下痢が発生したことは看過しが
たい。添付文書に記載されている既知の副作用であるが、重症心不全患者では脱水
を伴う様な下痢は循環動態に与える影響も大きい。

技術的成熟度

A.当該分野を専門とし、経験を積んだ医師又は医師の
指導の下であれば実施できる。
B.当該分野を専門とし、数多くの経験を積んだ医師又
は医師の指導の下であれば実施できる。
C.当該分野を専門とし、かなりの経験を積んだ医師を
中心とした体制をとっていないと実施できない。
D.その他

コメント欄:
疾患の性質上、患者数が限られ、評価にも困難が伴うことは理解しても、これだ
けの症例数では継続して検討をしても、最終的に学術的に評価が可能な成績が得
られるかについて、疑問がある。一般的には心不全の介在研究として BNP を主要
な primary endpoint として行う事例は限られている。研究計画の見直しも含めて
再検討が必要ではないかと考える。