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2021年度（令和3年度）病院の経営状況について (3 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.wam.go.jp/hp/keiei-report-r4/ |
| 出典情報 | 2021年度（令和3年度）病院の経営状況について（3／1）《福祉医療機構》 |
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2022-011
（図表 2）3 か年度同一病院比較
区
病床数
病床利用率
在院日数
新患率
1 日平均
患者数
分
床
％
日
％
人
人
円
円
円
人
人
病院の機能性
病院類型別
一般病院( n=470)
2019
2020
2021
194.6
194.0
193.7
83.8
79.3
78.6
18.1
18.3
17.8
9.5
8.7
9.4
163.0
153.9
152.4
277.2
250.1
267.5
49,823
51,745
53,846
1,034
975
960
13,372
14,328
14,447
27.6
28.3
29.1
6.7
6.8
6.9
療養型病院( n=222)
2019
2020
2021
152.6
149.2
148.4
90.7
89.3
89.1
87.7
90.8
90.0
7.0
6.3
5.8
138.5
133.2
132.2
62.3
56.4
65.7
27,078
27,876
28,457
357
341
309
9,727
10,076
9,228
5.8
5.9
5.9
2.9
2.9
2.9
精神科病院( n=166)
2019
2020
2021
283.0
281.8
280.4
89.4
87.7
86.4
240.0
248.5
246.8
2.1
2.2
2.3
252.9
247.2
242.4
87.3
80.6
83.1
16,746
17,033
17,256
194
187
184
9,113
9,343
9,345
8.5
8.5
8.6
2.7
2.6
2.6
入院
外来
患者 1 人 1 日 入院単価
当たり
うち室料差額
医業収益 外来単価
常勤医師
非常勤医師
1 施設当たり 看護師・准看護師
人
175.4
176.0
176.3
97.8
96.6
95.8
134.6
134.9
133.1
従事者数 ・看護補助者
その他
人
149.1
151.8
154.8
74.9
76.6
76.8
62.3
61.8
62.4
計
人
358.9
362.9
367.1
181.5
182.0
181.4
208.0
207.9
206.7
常勤医師
人
14.2
14.6
15.0
3.8
4.0
4.0
3.0
3.0
3.0
非常勤医師
人
3.4
3.5
3.5
1.9
1.9
1.9
0.9
0.9
0.9
100 床当たり 看護師・准看護師
人
90.2
90.7
91.0
64.1
64.7
64.6
47.6
47.9
47.5
従事者数 ・看護補助者
その他
人
76.6
78.2
79.9
49.1
51.4
51.7
22.0
21.9
22.3
計
人
184.4
187.0
189.5
119.0
122.0
122.2
73.5
73.8
73.7
注 1）「1 施設当たり従事者数」および「100 床当たり従事者数」は常勤従事者数（常勤換算後の非常勤従事者数を含む）から算出した
注 2）｢1 施設当たり従事者数」および「100 床当たり従事者数」の「その他」には理学療法士、作業療法士、事務職等が含まれる
の点数が引き上げられるなど、コロナ禍の診療
病院でコロナ禍前と比べて増加した。特に医師
報酬上の特例措置がさらに充実したこともあり、 や看護師を除くその他の従事者数が、3 か年度
2021 年度はいずれの類型でも上昇した。
の間で増加していることがわかる。これは、清
1 日平均外来患者数は、2020 年度は受診控え
掃業務などコロナ対応による増員に加えて、タ
や病院の受入れ制限などの影響で患者数が減少
スク・シフティングを推進するため、従事者数
したが、2021 年度は病院の感染対策の充実や、
を増やすことで、有資格者が医療に専念できる
患者の受診控えの緩和などによって、いずれの
体制の整備を継続している結果といえるのかも
類型でも患者数が増加した。しかし、一般病院
しれない。
や精神科病院ではコロナ禍前の 2019 年度の水
1.3
準までは回復していない。
患者 1 人 1 日当たり外来診療収益（以下「外
収益性指標
コロナ補助金収益によって経常利益率は上昇、
医業利益率との差が拡大
来単価」という。
）は、一般病院ではコロナの診
療・検査医療機関において、2021 年度期中に二
続いて、前節と同サンプルで収支状況を比較
類感染症患者入院診療加算が特例的に算定可能
した（図表 3）
。
となるなど、コロナ禍における診療報酬上の取
1 床当たり医業収益は、一般病院では 2020 年
扱いが充実したこともあり、上昇した。療養型
度に減少したのち、2021 年度は増加した。2020
病院では、外来単価が低下したが、これは推測
年度の減少は、入院単価が上昇したものの、病
にはなるが、コロナ禍の感染対策として検査機
床利用率が大幅に低下したためだと考えられる。
器の利用頻度を減らさざるを得なかったことな
2021 年度の増加は、入院単価がさらに上昇した
ども一因として考えられる。
のに対し、病床利用率は微減にとどまったこと
100 床当たり従事者数は、一般病院、療養型
が要因として考えられる。療養型病院では、病
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3
（図表 2）3 か年度同一病院比較
区
病床数
病床利用率
在院日数
新患率
1 日平均
患者数
分
床
％
日
％
人
人
円
円
円
人
人
病院の機能性
病院類型別
一般病院( n=470)
2019
2020
2021
194.6
194.0
193.7
83.8
79.3
78.6
18.1
18.3
17.8
9.5
8.7
9.4
163.0
153.9
152.4
277.2
250.1
267.5
49,823
51,745
53,846
1,034
975
960
13,372
14,328
14,447
27.6
28.3
29.1
6.7
6.8
6.9
療養型病院( n=222)
2019
2020
2021
152.6
149.2
148.4
90.7
89.3
89.1
87.7
90.8
90.0
7.0
6.3
5.8
138.5
133.2
132.2
62.3
56.4
65.7
27,078
27,876
28,457
357
341
309
9,727
10,076
9,228
5.8
5.9
5.9
2.9
2.9
2.9
精神科病院( n=166)
2019
2020
2021
283.0
281.8
280.4
89.4
87.7
86.4
240.0
248.5
246.8
2.1
2.2
2.3
252.9
247.2
242.4
87.3
80.6
83.1
16,746
17,033
17,256
194
187
184
9,113
9,343
9,345
8.5
8.5
8.6
2.7
2.6
2.6
入院
外来
患者 1 人 1 日 入院単価
当たり
うち室料差額
医業収益 外来単価
常勤医師
非常勤医師
1 施設当たり 看護師・准看護師
人
175.4
176.0
176.3
97.8
96.6
95.8
134.6
134.9
133.1
従事者数 ・看護補助者
その他
人
149.1
151.8
154.8
74.9
76.6
76.8
62.3
61.8
62.4
計
人
358.9
362.9
367.1
181.5
182.0
181.4
208.0
207.9
206.7
常勤医師
人
14.2
14.6
15.0
3.8
4.0
4.0
3.0
3.0
3.0
非常勤医師
人
3.4
3.5
3.5
1.9
1.9
1.9
0.9
0.9
0.9
100 床当たり 看護師・准看護師
人
90.2
90.7
91.0
64.1
64.7
64.6
47.6
47.9
47.5
従事者数 ・看護補助者
その他
人
76.6
78.2
79.9
49.1
51.4
51.7
22.0
21.9
22.3
計
人
184.4
187.0
189.5
119.0
122.0
122.2
73.5
73.8
73.7
注 1）「1 施設当たり従事者数」および「100 床当たり従事者数」は常勤従事者数（常勤換算後の非常勤従事者数を含む）から算出した
注 2）｢1 施設当たり従事者数」および「100 床当たり従事者数」の「その他」には理学療法士、作業療法士、事務職等が含まれる
の点数が引き上げられるなど、コロナ禍の診療
病院でコロナ禍前と比べて増加した。特に医師
報酬上の特例措置がさらに充実したこともあり、 や看護師を除くその他の従事者数が、3 か年度
2021 年度はいずれの類型でも上昇した。
の間で増加していることがわかる。これは、清
1 日平均外来患者数は、2020 年度は受診控え
掃業務などコロナ対応による増員に加えて、タ
や病院の受入れ制限などの影響で患者数が減少
スク・シフティングを推進するため、従事者数
したが、2021 年度は病院の感染対策の充実や、
を増やすことで、有資格者が医療に専念できる
患者の受診控えの緩和などによって、いずれの
体制の整備を継続している結果といえるのかも
類型でも患者数が増加した。しかし、一般病院
しれない。
や精神科病院ではコロナ禍前の 2019 年度の水
1.3
準までは回復していない。
患者 1 人 1 日当たり外来診療収益（以下「外
収益性指標
コロナ補助金収益によって経常利益率は上昇、
医業利益率との差が拡大
来単価」という。
）は、一般病院ではコロナの診
療・検査医療機関において、2021 年度期中に二
続いて、前節と同サンプルで収支状況を比較
類感染症患者入院診療加算が特例的に算定可能
した（図表 3）
。
となるなど、コロナ禍における診療報酬上の取
1 床当たり医業収益は、一般病院では 2020 年
扱いが充実したこともあり、上昇した。療養型
度に減少したのち、2021 年度は増加した。2020
病院では、外来単価が低下したが、これは推測
年度の減少は、入院単価が上昇したものの、病
にはなるが、コロナ禍の感染対策として検査機
床利用率が大幅に低下したためだと考えられる。
器の利用頻度を減らさざるを得なかったことな
2021 年度の増加は、入院単価がさらに上昇した
ども一因として考えられる。
のに対し、病床利用率は微減にとどまったこと
100 床当たり従事者数は、一般病院、療養型
が要因として考えられる。療養型病院では、病
Copyright ⓒ 2023Welfare And Medical Service Agency (WAM). All rights reserved.
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