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医療機器感染症定期報告感染症別文献一覧表 (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190382_00012.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 医療機器・再生医療等製品安全対策部会(令和4年度第2回 3/16)《厚生労働省》 |
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ID
感染症(PT)
出典
38
異型クロイツフェ ProMED-mail
ルト・ヤコブ病
20211014.8699048
39
異型クロイツフェ ProMED-mail
ルト・ヤコブ病
20211219.8700377
概要
レポートの種類:即時通告 イベントの開始日:2021年9月29日 イベントの確認日:
2021年10月8日 報告日:2021年10月13日 通知理由:再発 直近の発生日:2014年2月
14日 病原体:非定型BSE(L型株) 診断手段:研究所による調査 疫学的単位:農場
本イベントは当該国全体に関連する。発生場所:Bavaria(ドイツ) 調査対象(ウシ)/疑
わしい症例(56)/特定症例(1)/死亡(0)/屠殺対象(1)/商用使用目的の屠殺(0)/ワ
クチン投与(0) 当該感染の発症起源:不明または決定的ではない。
2007年3月23日誕生のウシが2021年9月27日、臨床症状は確認されていなかったが
屠殺処理が行われたと報告された。ドイツにおける年齢14のウシを対象とするBSE
サーベイランスシステムの一環で、BavariaのBSE調査研究所で2021年9月29日に陽
性所見が確認された。地方動物局により脳のサンプルが採取され直ちに研究機関へ
送付された。調査により非定型BSE L型株であることが特定された。当該種の死体は
処分された。当該種は食物供給対象になっていないことを確認。現時点でヒトへの影
響はないことが特定できた。疫学調査は継続されている。国内では、消毒、選択的殺
処分、動物製品の公式な破棄、死骸、副産物、廃棄物の公式な処分、トレーサビリ
ティーが実施された。
報告日:2021年12月17日
情報源:CBC (Canadian Broadcasting Corporation)
http://www.cbc.ca/news/canada/calgary/mad-cow-alberta-bse-1.6290677
Alberta農務局の担当者によると当該地区で老齢の個体が非定型BSEの陽性所見を
示したということであった。当該地区における最初の発症報告から6年経過している。
ヒトへの健康被害リスクはなく、伝播しないことが報告されている。当該種は早期検出
されているため、商用対象として市場へ影響を及ぼすことはないとしている。同型の
BSEの発生率は100万頭に対し1頭で、USから6件報告されており前回報告されたもの
は2018年であった。定型BSEとして以前報告されているものと、非定型BSEによる感
染拡大は発生しづらいとしている。老齢個体に自然発生しており非常に低い比率であ
る。ヒトへの感染およびウシ-ウシ間の伝播の証拠は確認されていない。
BSEは、常に致命的で進行性のウシの病気です。ヒトおよび動物の神経系(伝達性海
綿)に影響を与える病気のグループに属している。BSEは、プリオンタンパク質と呼ば
れる異常な形のタンパク質の存在に関連している。現在、この病気に利用できる治療
法やワクチンはない。BSEには2つの異なる型がある。
非定型BSE(H型およびL型):
•あらゆるウシ集団で自然に発生する。
•ヒトへの感染は報告されていない。
•2004年に2種類の非定型BSE(H、L)が特定され。非常にまれな病気であり、実施され
ている管理措置に関係なく、すべてのウシ集団で発生すると予想されている。
•古典的なBSE(定型BSE)が報告されていない国からも報告されている。
•その発生は、OIEによる公式のBSEリスクステータス認識の目的として考慮されてい
ない。
•世界中の大多数の症例(約92%)は、8歳以上の動物で検出されている。これまでに
報告された最年少の症例は生後67ヶ月であった。
•カナダでの3つの症例が報告されている。(2つのH型、1つのL型)
古典的なBSE(定型BSE):
•汚染された飼料を動物が消費することで発生する。
•変異型クロイツフェルトを引き起こす可能性がある。汚染された牛肉の消費を通じ
て、人間にクロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こす可能性が指摘されている。
•1986年にウシで最初に診断された。適切な管理措置の実施により、世界中で発生率
の減少が得られた。世界には定型BSEの散在する症例はほとんどない。
•症例は20カ国以上で報告されている。
•その発生は、OIE年齢による公式のBSEリスクステータス認識の対象とされている。こ
れまでに報告された最年少の症例は生後20ヶ月であった。カナダでは17症例が報告
されており直近では2015年の報告となっている。
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異型クロイツフェ ProMED-mail
ルト・ヤコブ病
20211014.8699048
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異型クロイツフェ ProMED-mail
ルト・ヤコブ病
20211219.8700377
概要
レポートの種類:即時通告 イベントの開始日:2021年9月29日 イベントの確認日:
2021年10月8日 報告日:2021年10月13日 通知理由:再発 直近の発生日:2014年2月
14日 病原体:非定型BSE(L型株) 診断手段:研究所による調査 疫学的単位:農場
本イベントは当該国全体に関連する。発生場所:Bavaria(ドイツ) 調査対象(ウシ)/疑
わしい症例(56)/特定症例(1)/死亡(0)/屠殺対象(1)/商用使用目的の屠殺(0)/ワ
クチン投与(0) 当該感染の発症起源:不明または決定的ではない。
2007年3月23日誕生のウシが2021年9月27日、臨床症状は確認されていなかったが
屠殺処理が行われたと報告された。ドイツにおける年齢14のウシを対象とするBSE
サーベイランスシステムの一環で、BavariaのBSE調査研究所で2021年9月29日に陽
性所見が確認された。地方動物局により脳のサンプルが採取され直ちに研究機関へ
送付された。調査により非定型BSE L型株であることが特定された。当該種の死体は
処分された。当該種は食物供給対象になっていないことを確認。現時点でヒトへの影
響はないことが特定できた。疫学調査は継続されている。国内では、消毒、選択的殺
処分、動物製品の公式な破棄、死骸、副産物、廃棄物の公式な処分、トレーサビリ
ティーが実施された。
報告日:2021年12月17日
情報源:CBC (Canadian Broadcasting Corporation)
http://www.cbc.ca/news/canada/calgary/mad-cow-alberta-bse-1.6290677
Alberta農務局の担当者によると当該地区で老齢の個体が非定型BSEの陽性所見を
示したということであった。当該地区における最初の発症報告から6年経過している。
ヒトへの健康被害リスクはなく、伝播しないことが報告されている。当該種は早期検出
されているため、商用対象として市場へ影響を及ぼすことはないとしている。同型の
BSEの発生率は100万頭に対し1頭で、USから6件報告されており前回報告されたもの
は2018年であった。定型BSEとして以前報告されているものと、非定型BSEによる感
染拡大は発生しづらいとしている。老齢個体に自然発生しており非常に低い比率であ
る。ヒトへの感染およびウシ-ウシ間の伝播の証拠は確認されていない。
BSEは、常に致命的で進行性のウシの病気です。ヒトおよび動物の神経系(伝達性海
綿)に影響を与える病気のグループに属している。BSEは、プリオンタンパク質と呼ば
れる異常な形のタンパク質の存在に関連している。現在、この病気に利用できる治療
法やワクチンはない。BSEには2つの異なる型がある。
非定型BSE(H型およびL型):
•あらゆるウシ集団で自然に発生する。
•ヒトへの感染は報告されていない。
•2004年に2種類の非定型BSE(H、L)が特定され。非常にまれな病気であり、実施され
ている管理措置に関係なく、すべてのウシ集団で発生すると予想されている。
•古典的なBSE(定型BSE)が報告されていない国からも報告されている。
•その発生は、OIEによる公式のBSEリスクステータス認識の目的として考慮されてい
ない。
•世界中の大多数の症例(約92%)は、8歳以上の動物で検出されている。これまでに
報告された最年少の症例は生後67ヶ月であった。
•カナダでの3つの症例が報告されている。(2つのH型、1つのL型)
古典的なBSE(定型BSE):
•汚染された飼料を動物が消費することで発生する。
•変異型クロイツフェルトを引き起こす可能性がある。汚染された牛肉の消費を通じ
て、人間にクロイツフェルト・ヤコブ病を引き起こす可能性が指摘されている。
•1986年にウシで最初に診断された。適切な管理措置の実施により、世界中で発生率
の減少が得られた。世界には定型BSEの散在する症例はほとんどない。
•症例は20カ国以上で報告されている。
•その発生は、OIE年齢による公式のBSEリスクステータス認識の対象とされている。こ
れまでに報告された最年少の症例は生後20ヶ月であった。カナダでは17症例が報告
されており直近では2015年の報告となっている。
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