薬剤の一包化を外部委託した場合のプロセス及び安全性のリスク（イメージ）

参考

○ 一包化を外部委託した場合、①委託元の薬局が薬剤を患者に交付する場合と、②委託元の指示に基づき
外部委託先が患者に薬剤を配送する場合、が考えられる。
○ 外部委託時の安全性上のリスクとしては、処方情報の伝達ミスや入力ミスなどが考えられる。
R4.3.31 第３回薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するWG 資料２－１（改）

現状

外部委託を行う場合

パターン１：一包化した薬剤を委託元に配送
パターン２：一包化した薬剤を直接患者に送付（最終監査は画像で実施）
委託先（薬局）

委託元の薬局
医療機関への
問合せ

処方内容の分析
調剤設計

処方内容の分析
処方内容の伝達、一包化の依頼

調剤設計

薬剤の取りそろえ

薬剤の一包化
※カセット付きの全自動分包機
により効率的に一包化を実施

一包化
パターン１：薬剤を委託元に配送

一包化された薬剤の確認
※確認は機械で行う

最終監査

最終監査

パターン２：一包化した薬剤を直接患者に送付
画像を送付

患者

服薬指導

薬剤配送

薬剤交付

患者

（一包化の依頼時）
・処方情報の伝達のミス
（一包化時）
• 処方情報の入力ミス
• 分包機のカセットへの充填ミ
ス
• 一包化のミス（分包機のエ
ラー）

※カセットへの充填のミスは、監査支援シス
テムを活用することにより軽減できる可能
性がある

（確認時）
• 画像のみでの最終監査とな
る

※最終監査を委託元の薬局が実施する

配送指示

服薬指導

各段階での安全性上のリ
スク（イメージ）

（配送時）
• 配送ミス
• 温度管理等の不備

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