■ 予防接種におけるコミュニケーションについて

第36回厚生科学審議会予防接種・
ワクチン分科会 予防接種基本方針部会
2019(令和元)年12月23日

背景と現状

○予防接種基本計画では、予防接種におけるコミュ
ニケーションについて、国、地方公共団体、その
他関係者が、それぞれ果たすべき役割等を示すと
ともに、普及啓発の推進と広報活動の充実を図る
こととされている。
○これまで、より正確で分かりやすい情報提供を行
うため、各関係者により、さまざまな工夫が行わ
れてきた。
〇世界的に、予防接種政策におけるコミュニケー
ションの役割が重要視されている。
〇予防接種により感染症が減少すると予防接種のリ
スクが相対的に大きく感じられること、科学的に
正確な情報をわかりやすく伝えることが難しいこ
と、集団予防効果を上げるためには、ほぼすべて
の人に接種行動を促す必要があることなど、予防
接種に関するコミュニケーションには難しい要素
がある。

資料
４－２

検討

■ 表現や伝え方について
医学や行政に関する正確な情報を分かりやすく伝
える表現や伝え方をどのように向上させていくべき
か。

■ 媒体や方法について
国民が情報を得る手段の現状を踏まえ、どのよう
な媒体を用いて情報を伝えるべきか。
■ 体制について
予防接種に関するコミュニケーションの改善や充
実を図るため、コミュニケーションを実施する体制
や、コミュニケーションの充実を検討する体制につ
いて、どう考えるか。

○予防接種のコミュニケーションについての課題は、
現在、必要に応じてそれぞれの部会において審議
されている。
25