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04【資料2】予防接種基本計画の見直し等について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32154.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第46回 3/23)《厚生労働省》
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予防接種基本計画(平成26年3月厚生労働省告示第121号)の概要
第1

予防接種に関する施策の総合的かつ計画的
な推進に関する基本的な方向

○「予防接種・ワクチンで防げる疾病は予防すること」を基本的な
理念とすること。
○予防接種の効果及びリスクについて、科学的根拠を基に比較衡量
する。
第2 国、地方公共団体その他関係者の予防接種
に関する役割分担に関する事項
国:定期接種の対象疾病等の決定及び普及啓発等。
都道府県:関係機関等との連携及び保健所等の機能強化等。
市町村:適正かつ効率的な予防接種の実施、健康被害の救済等。
医療関係者:予防接種の実施、医学的管理等。
製造販売業者:安全かつ有効なワクチンの研究開発、安定的な供給等。
被接種者及び保護者:正しい知識を持ち、自らの意思で接種すること
について十分認識・理解。
その他(報道機関、教育関係者、各関係学会等):予防接種の効果及
びリスクに関する普及啓発等。
第3 予防接種に関する施策の総合的かつ計画的
な推進に係る目標に関する事項
○当面の目標を「ワクチン・ギャップ」の解消、接種率の向上、新
たなワクチン開発、普及啓発等とする。
○おたふくかぜ、B型肝炎及びロタウイルス感染症について、検討
した上で必要な措置を講じる。
○予防接種基本計画は少なくとも5年毎に再検討。必要があるとき
は、変更。

第4

予防接種の適正な実施に関する施策を推進
するための基本的事項

○ワクチンの価格に関する情報の提供。
○健康被害救済制度については、客観的かつ中立的な審査を実施。
制度の周知等を実施。
○接種記録については、母子健康手帳の活用を図る。国は、予防接
種台帳のデータ管理の普及及び活用について検討。
第5

予防接種の研究開発の推進及びワクチンの供給の
確保に関する施策を推進するための基本的事項

○6つのワクチン(MRワクチンを含む混合ワクチン、DPT-I
PVを含む混合ワクチン、改良されたインフルエンザワクチン、
ノロウイルスワクチン、RSウイルスワクチン及び帯状疱疹ワク
チン)を開発優先度の高いワクチンとする。
○危機管理の観点から、ワクチンを国内で製造できる体制を整備す
る必要。

第6 予防接種の有効性及び安全性の向上に関する
施策を推進するための基本的事項
○科学的根拠に基づくデータを収集。有効性及び安全性を向上。
○定期接種の副反応報告については、審議会において定期的に評価、
検討及び公表する仕組みを充実。
第7

予防接種に関する国際的な連携に関する事項

○WHO等との連携を強化。
○諸外国の予防接種制度の動向等の把握に努める。
第8

その他予防接種に関する施策の総合的かつ
計画的な推進に関する重要事項

○同時接種、接種間隔等について、分科会等で検討。
○衛生部局以外の部局との連携を強化。

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