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資料2 医師臨床研修制度の見直しの検討について (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32159.html
出典情報 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和4年度第3回 3/27)《厚生労働省》
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①今回の見直しの方向性について
■現状
○医師臨床研修制度は概ね5年ごとに見直しが行われ、令和2年度研修からは新制度が適用されている。当部会の報告書(平成30年3月)は
「施行後5年以内に所要の見直しを行うことが求められる」としている
○医師臨床研修制度の内容は概ね
①到達目標、方略及び評価
②到達目標、方略及び評価以外の諸制度(臨床研修病院の指定の基準、各都道府県の募集定員上限の設定方法等)に分けられる
○令和2年度から、新規に作成した「臨床研修の到達目標、方略及び評価」(到達目標、方略(必修科、経験すべき疾病・病態等)、研修医の評価
方法等を記載)に基づいた研修が実施され、令和4年3月に初めての修了者が出たところ
■課題、問題意識
○現行の「臨床研修の到達目標、方略及び評価」は、従来のものから大幅に見直され、令和2年度研修から適用されたばかりのものである
ため、現時点において、その評価は困難であると考えられる
【参考】医師臨床研修部会(令和4年12月2日)における主な意見
・制度の見直しが令和2年から適用されたが、この見直しにより研修の実態がどう変わってきたかがよくみえていない。この辺りのところが十分評価されな
いといけないと強く感じる。卒前・卒後の一貫した医師養成、総合的な診療能力、全人的に患者を捉える取組が全国の医療現場で強く求められているなか、
この見直しにより、良い方向に向かっているのかどうかが知りたい。その上で検討できればありがたい
・令和2年度研修の修了者がようやく出てきたという段階で、改定したことを再度見直すのは拙速であると思われる。令和2年度研修以降の研修医の実力や
進路等を確認した上で、次の改定を考えるのが妥当と思われる
・今回の見直しについては、1年間の議論で、研修内容を大きく変更するのは困難と思われる。今回は小規模の見直しとした上で、次の5年間を考えるとい
うことではないか

■検討の方向性、論点

○今回の見直しにおいては、原則として「臨床研修の到達目標、方略及び評価」以外の部分を中心に検討してはどうか

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