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資料2 医師臨床研修制度の見直しの検討について (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32159.html |
出典情報 | 医道審議会 医師分科会医師臨床研修部会(令和4年度第3回 3/27)《厚生労働省》 |
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(参考)「臨床研修の到達目標、方略及び評価」(令和2年度研修から適用)
Ⅰ到達目標
医師は、病める人の尊厳を守り、医療の提供と公衆衛生の向上に寄与する職業の重大性を深く認識し、医師としての基本的価値
観(プロフェッショナリズム)及び医師としての使命の遂行に必要な資質・能力を身に付けなくてはならない。医師としての基盤
形成の段階にある研修医は、基本的価値観を自らのものとし、基本的診療業務ができるレベルの資質・能力を修得する
A.
医師としての基本的価値観
(プロフェッショナリズム)
1.社会的使命と公衆衛生への寄与
2.利他的な態度
3.人間性の尊重
4.自らを高める姿勢
B. 資質・能力
1.医学・医療における倫理性
2.医学知識と問題対応能力
3.診療技能と患者ケア
4.コミュニケーション能力
5.チーム医療の実践
6.医療の質と安全の管理
7.社会における医療の実践
8.科学的探究
9.生涯にわたって共に学ぶ姿勢
Ⅱ実務研修の方略
C. 基本的診療業務
(コンサルテーションや医療連携が可能
な状況下で、以下の各領域において、単
独で診療ができる)
1.一般外来診療
2.病棟診療
3.初期救急対応
4.地域医療
内科(24週以上)救急(12週以上)外科(4週以上)小児科(4週以上)産婦人科(4週以上)精神科(4週以上)地域医療(4週以上)を必修
・一般外来(4 週以上)での研修を含む(他の必修分野等との同時研修を行うことも可)
・地域医療は、へき地・離島の医療機関、許可病床数が200床未満の病院又は診療所で行い、一般外来での研修と在宅医療の研修を含める
・全研修期間を通じて、以下の研修を含むこと
感染対策、予防医療、虐待への対応、社会復帰支援、緩和ケア、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、臨床病理検討会(CPC)等
・以下の研修を含むことが望ましい
診療領域・職種横断的なチーム(感染制御、緩和ケア等)に参加、児童・思春期精神科領域(発達障害等)、薬剤耐性菌、ゲノム医療 等
経験すべき症候:29項目
ショック、体重減少・るい痩、発疹、黄疸、
発熱、もの忘れ、頭痛 等
経験すべき疾病・病態:26項目
脳血管障害、認知症、急性冠症候群、心不全、
大動脈瘤、高血圧、肺癌、肺炎 等
Ⅲ到達目標の達成度評価
研修医評価票
Ⅰ 「A. 医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)」に関する評価
Ⅱ 「B. 資質・能力」に関する評価
Ⅲ 「C. 基本的診療業務」に関する評価
・各分野・診療科のローテーション終了時に、医師及び医師以外
の医療職(看護師を含むことが望ましい)が評価
・少なくとも年2回、プログラム責任者又は研修管理委員会委員
が、研修医に対して形成的評価(フィードバック)を行う
臨床研修の目標の達成度判定票
2年間の研修終了時に、研修管理委員会が、研修医評価票Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを勘案して作成(総括的評価)
5
Ⅰ到達目標
医師は、病める人の尊厳を守り、医療の提供と公衆衛生の向上に寄与する職業の重大性を深く認識し、医師としての基本的価値
観(プロフェッショナリズム)及び医師としての使命の遂行に必要な資質・能力を身に付けなくてはならない。医師としての基盤
形成の段階にある研修医は、基本的価値観を自らのものとし、基本的診療業務ができるレベルの資質・能力を修得する
A.
医師としての基本的価値観
(プロフェッショナリズム)
1.社会的使命と公衆衛生への寄与
2.利他的な態度
3.人間性の尊重
4.自らを高める姿勢
B. 資質・能力
1.医学・医療における倫理性
2.医学知識と問題対応能力
3.診療技能と患者ケア
4.コミュニケーション能力
5.チーム医療の実践
6.医療の質と安全の管理
7.社会における医療の実践
8.科学的探究
9.生涯にわたって共に学ぶ姿勢
Ⅱ実務研修の方略
C. 基本的診療業務
(コンサルテーションや医療連携が可能
な状況下で、以下の各領域において、単
独で診療ができる)
1.一般外来診療
2.病棟診療
3.初期救急対応
4.地域医療
内科(24週以上)救急(12週以上)外科(4週以上)小児科(4週以上)産婦人科(4週以上)精神科(4週以上)地域医療(4週以上)を必修
・一般外来(4 週以上)での研修を含む(他の必修分野等との同時研修を行うことも可)
・地域医療は、へき地・離島の医療機関、許可病床数が200床未満の病院又は診療所で行い、一般外来での研修と在宅医療の研修を含める
・全研修期間を通じて、以下の研修を含むこと
感染対策、予防医療、虐待への対応、社会復帰支援、緩和ケア、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、臨床病理検討会(CPC)等
・以下の研修を含むことが望ましい
診療領域・職種横断的なチーム(感染制御、緩和ケア等)に参加、児童・思春期精神科領域(発達障害等)、薬剤耐性菌、ゲノム医療 等
経験すべき症候:29項目
ショック、体重減少・るい痩、発疹、黄疸、
発熱、もの忘れ、頭痛 等
経験すべき疾病・病態:26項目
脳血管障害、認知症、急性冠症候群、心不全、
大動脈瘤、高血圧、肺癌、肺炎 等
Ⅲ到達目標の達成度評価
研修医評価票
Ⅰ 「A. 医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)」に関する評価
Ⅱ 「B. 資質・能力」に関する評価
Ⅲ 「C. 基本的診療業務」に関する評価
・各分野・診療科のローテーション終了時に、医師及び医師以外
の医療職(看護師を含むことが望ましい)が評価
・少なくとも年2回、プログラム責任者又は研修管理委員会委員
が、研修医に対して形成的評価(フィードバック)を行う
臨床研修の目標の達成度判定票
2年間の研修終了時に、研修管理委員会が、研修医評価票Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを勘案して作成(総括的評価)
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