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参考資料1 障害福祉分野の最近の動向 (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32262.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第27回 3/28)《厚生労働省》
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就労移行支援・就労定着支援における支援の質向上に資する報酬等の見直し
【就労定着支援】

【就労移行支援】


一般就労の高い移行実績を実現する事業所について、基本報酬におい
て更に評価。



「前年度において就職後6か月以上定着した者の割合(就労定着
率)」としている基本報酬の区分の決定に係る実績について、標準利
用期間が2年間であることを踏まえ、直近2か年度の実績により算定。
就労定着率

【現行】
1,094単位/日
939単位/日
811単位/日
689単位/日
567単位/日
527単位/日
502単位/日

5割以上
4割以上5割未満
3割以上4割未満
2割以上3割未満
1割以上2割未満
0割以上1割未満
0割
【現行】

【見直し後】

前年度において
就職後6か月以上定着した者
前年度の利用定員数



基本報酬

【見直し後】
1,128単位/日
959単位/日
820単位/日
690単位/日
557単位/日
507単位/日
468単位/日

※定員20人以下の場合の単位

前年度及び前々年度において
就職後6か月以上定着した者
前年度の利用定員数+前々年度の利用定員数

障害者本人の希望や適性・能力を的確に把握・評価を行うアセスメン
トについて、地域のノウハウを活用し、その精度を上げ、支援効果を高
めていくための取組として、本人や他の支援機関等を交えたケース会議
等を実施した事業所を評価するための加算を創設。

【支援計画会議実施加算】583単位/回(新設)
(1月につき1回かつ1年につき4回を限度)



経営の実態等を踏まえ、基本報酬の見直しを実施。

● 基本報酬の区分について、実績上位2区分に8割以上の事業所が分布
している一方で、下位2区分には事業所がほとんどないことを踏まえ、
よりきめ細かく実績を反映するため、各区分に係る実績の範囲を見直す。
【現行】
就労定着率

【見直し後】
就労定着率

基本報酬

基本報酬

9割以上

3,215単位/月

9割5分以上

8割以上9割未満

2,652単位/月

9割以上9割5分未満 3,285単位/月

7割以上8割未満

2,130単位/月

8割以上9割未満

5割以上7割未満

1,607単位/月

7割以上8割未満

3割以上5割未満

1,366単位/月

5割以上7割未満

1,642単位/月

1割以上3割未満

1,206単位/月

3割以上5割未満

1,395単位/月

1割未満

1,045単位/月

3割未満

1,046単位/月



3,449単位/月
2,710単位/月

【改訂後】

2,176単位/月

※利用者20人以下の場合の単位

支給要件について、特定の支援内容を要件とはせず、どのような支
援をしたか等をまとめた「支援レポート」を本人その他必要な関係者
で月1回共有することを要件とする。

【現行】
「利用者との対面により1月
に1回以上の支援」を行った
場合に算定

【見直し後】

どのような支援をしたか等をまとめた「支援レポー
ト」を本人その他必要な関係者で月1回共有した場
合に算定

● 関係機関との連携を強化し、個別の支援における協力関係を常時構築
するため、関係機関とのケース会議等を実施した事業所を評価する新た
な加算を創設。
【定着支援連携促進加算】579単位/回(新設)
(1月につき1回かつ1年につき4回を限度)



令和3年度における基本報酬においては、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、前年度(令和2年度)実績を用いなくてもよいなどの柔軟な取扱いを実施。

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