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【参考資料3】令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第3回)資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33174.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第217回 5/24)《厚生労働省》
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が最も多いが、65 万円/月を超える請求額の利用者も約 0.4%存在する。
(2)訪問看護ステーションの体制整備
1)訪問看護ステーションの整備状況 [参考資料 p19~26]
○ これまで、2025 年に向けて、高齢化の進展を見据えた在宅医療の提供体
制の確保・充実等のために、累次の改定において、訪問看護の提供量の増加、
訪問看護ステーションの規模の拡大に向けて、評価の見直しを行ってきた。
○ 訪問看護ステーション数は、介護保険 12,498 事業所(令和4年4月審査
分)、医療保険 13,866 事業所(令和4年5月審査分)であり、近年も増加傾
向である。特に、営利法人のステーション数の増加が著しい。
○ 令和3年度における人口 10 万人当たりの訪問看護ステーション数は 10.8
か所であり、高齢者人口 10 万人当たりでは 37.4 か所となっている。都道
府県別の人口 10 万人当たりの訪問看護ステーション数は、7.1 から 18.5 と
ばらつきがみられる。
○ 就業している看護職員のうち、訪問看護ステーションに就業している看
護職員数(常勤換算)は、平成 24 年末に 27,491 人(就業看護職員数のうち
2.1%)であったところ、令和2年末には 58,015 人(就業看護職員数のうち
3.9%)となっており、10 年間で約 2.1 倍に増加している。
○ 訪問看護の従事者は年々増加しており、看護職員だけではなく、理学療法
士、作業療法士、言語聴覚士(以下「理学療法士等」という。)や事務職員
などのその他の職員もそれぞれ増加している。令和3年度において、従事者
全体に占める看護職員は 69.9%、理学療法士等は 22.0%、その他職員は
8.1%である。


訪問看護ステーションの規模については、看護職員5人以上の事業所が

徐々に増加している。また、24 時間対応、ターミナルケアや重症度の高い
利用者の受入れ等の機能とともに、医療保険において手厚い看護職員配置
を評価している機能強化型訪問看護療養費Ⅰ(常勤7人以上・看護職員6割
以上)を届け出ている訪問看護ステーションも増加している。
一方で、看護職員5人未満の訪問看護ステーションは、依然として全体の
約半数を占めている。
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