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参考資料3_中釜座長提出資料 (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33877.html |
出典情報 | 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第12回 6/28)《厚生労働省》 |
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2. がん細胞の多様性の理解
ゲノム 及びエピゲノム異常による多様性獲得の解明
がんは遺伝子異常(ゲノム異常)を原因とする
ゲノム異常 + エピゲノム異常により組織多様性を獲得
(Flavahan, WA, Science 2017)
遺伝子変異
=遺伝子変異などの蓄積
細胞核
(遺伝子を含む)
細胞質
遺伝子の使い方の異常
も、がんの原因となる
=エピゲノム異常
オン
オフ
遺伝子変異により増殖能を
獲得したがん細胞
ゲノム異常
(非可逆的)
エピゲノムによる変幻自在
(可塑的)な遺伝子発現の調節
エピゲノム異常
(可逆的・可塑性)
正常細胞で
オン(活性化)の遺伝子
ががん細胞で
オフ(不活性化)
遺伝子
DNAの立体構造
が遺伝子の
オン/オフに影響
(エピゲノム)
DNA
ヒストン
(Feinberg AP, Nat Rev Genet 2016)
薬剤寛容性がん細胞
の出現
遺伝子変異に依らない
薬剤耐性獲得機序
(Dhanyamraju PK, Cancer Res 2022)
• がん細胞はエピゲノム機構を用いて、外部環境に応じて様々に変化。
• それに伴いがんの組織内には様々な性質のがん細胞が出現。
• その中には薬剤寛容性を持った“persister細胞”が出現。
対策
1細胞レベルでのエピゲノム&トランスクリプトーム解析による
多様性や薬剤寛容性獲得の機序の解明
がん細胞の新たな弱点を標的とした治療法の開発
5
ゲノム 及びエピゲノム異常による多様性獲得の解明
がんは遺伝子異常(ゲノム異常)を原因とする
ゲノム異常 + エピゲノム異常により組織多様性を獲得
(Flavahan, WA, Science 2017)
遺伝子変異
=遺伝子変異などの蓄積
細胞核
(遺伝子を含む)
細胞質
遺伝子の使い方の異常
も、がんの原因となる
=エピゲノム異常
オン
オフ
遺伝子変異により増殖能を
獲得したがん細胞
ゲノム異常
(非可逆的)
エピゲノムによる変幻自在
(可塑的)な遺伝子発現の調節
エピゲノム異常
(可逆的・可塑性)
正常細胞で
オン(活性化)の遺伝子
ががん細胞で
オフ(不活性化)
遺伝子
DNAの立体構造
が遺伝子の
オン/オフに影響
(エピゲノム)
DNA
ヒストン
(Feinberg AP, Nat Rev Genet 2016)
薬剤寛容性がん細胞
の出現
遺伝子変異に依らない
薬剤耐性獲得機序
(Dhanyamraju PK, Cancer Res 2022)
• がん細胞はエピゲノム機構を用いて、外部環境に応じて様々に変化。
• それに伴いがんの組織内には様々な性質のがん細胞が出現。
• その中には薬剤寛容性を持った“persister細胞”が出現。
対策
1細胞レベルでのエピゲノム&トランスクリプトーム解析による
多様性や薬剤寛容性獲得の機序の解明
がん細胞の新たな弱点を標的とした治療法の開発
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