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【参考資料4】第2回花粉症に関する関係閣僚会議資料(本文・工程表) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34044.html |
出典情報 | アレルギー疾患対策推進協議会(第17回 7/12)《厚生労働省》 |
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(3)花粉の少ない苗木の生産拡大
花粉の少ない苗木の生産拡大に向けて、国立研究開発法人森林研
究・整備機構における特定母樹等から原種苗木を生産する施設、都道
府県等における採種園等の苗木生産体制の整備に短期的かつ集中的
に取り組む。これにより、10 年後には花粉の少ないスギ苗木の生産割
合をスギ苗木全体の9割以上に引き上げる 10ことを目指す。
(4)林業の生産性向上及び労働力の確保
必要な伐採や植替え等の事業量に対応するため、高性能林業機械の
導入等の支援により過去 10 年と同程度の生産性の向上を図る。その
上で、林業労働力の大幅な減少傾向に歯止めをかけ、10 年後において
も、現在と同程度の労働力が確保されるよう、外国人材の受入れ拡大
のほか、新規就業者の確保・育成、処遇の改善、農業など他産業との
連携、地域おこし協力隊との連携などに取り組む。
上記(1)~(4)の実現にも資するよう、年内に「林業活性化・木
材利用推進パッケージ」(仮称)を策定し、林業の活性化や木材の利用
を推進する。
2.飛散対策
<現状>
(1)スギ花粉飛散量の予測
スギ花粉の飛散量はスギ雄花の着花量(花粉生産量)に大きく依存
するため、飛散シーズン前の 11 月~12 月に、環境省と農林水産省と
が全国 34 都府県でスギ雄花花芽調査を行い、その結果をスギ花粉の
飛散予測のための参考情報として公表している。
また、気象条件にも左右されるため、気象庁が飛散予測に必要な低
い空域の風、気温、降水等の予測情報を公表している。
さらに、環境省は飛散シーズン(2月~5月頃)に全国 24 地点でス
ギ・ヒノキ花粉飛散量の実測を行い、毎年の飛散開始日を特定すると
ともに、随時、この実測値を環境省ホームページ上に掲載している。
これらのデータ等を基に、民間事業者が独自のノウハウで花粉飛散
量を予測し、それぞれの表現で公表しているが、国が提供するデータ
10
地域の文化や伝統産業等と深く結びついている特殊な品種等を除き、すべてを花粉の少ない苗木に転換。
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花粉の少ない苗木の生産拡大に向けて、国立研究開発法人森林研
究・整備機構における特定母樹等から原種苗木を生産する施設、都道
府県等における採種園等の苗木生産体制の整備に短期的かつ集中的
に取り組む。これにより、10 年後には花粉の少ないスギ苗木の生産割
合をスギ苗木全体の9割以上に引き上げる 10ことを目指す。
(4)林業の生産性向上及び労働力の確保
必要な伐採や植替え等の事業量に対応するため、高性能林業機械の
導入等の支援により過去 10 年と同程度の生産性の向上を図る。その
上で、林業労働力の大幅な減少傾向に歯止めをかけ、10 年後において
も、現在と同程度の労働力が確保されるよう、外国人材の受入れ拡大
のほか、新規就業者の確保・育成、処遇の改善、農業など他産業との
連携、地域おこし協力隊との連携などに取り組む。
上記(1)~(4)の実現にも資するよう、年内に「林業活性化・木
材利用推進パッケージ」(仮称)を策定し、林業の活性化や木材の利用
を推進する。
2.飛散対策
<現状>
(1)スギ花粉飛散量の予測
スギ花粉の飛散量はスギ雄花の着花量(花粉生産量)に大きく依存
するため、飛散シーズン前の 11 月~12 月に、環境省と農林水産省と
が全国 34 都府県でスギ雄花花芽調査を行い、その結果をスギ花粉の
飛散予測のための参考情報として公表している。
また、気象条件にも左右されるため、気象庁が飛散予測に必要な低
い空域の風、気温、降水等の予測情報を公表している。
さらに、環境省は飛散シーズン(2月~5月頃)に全国 24 地点でス
ギ・ヒノキ花粉飛散量の実測を行い、毎年の飛散開始日を特定すると
ともに、随時、この実測値を環境省ホームページ上に掲載している。
これらのデータ等を基に、民間事業者が独自のノウハウで花粉飛散
量を予測し、それぞれの表現で公表しているが、国が提供するデータ
10
地域の文化や伝統産業等と深く結びついている特殊な品種等を除き、すべてを花粉の少ない苗木に転換。
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