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資料1_これまでの意見のまとめ (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34414.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第13回 7/27)《厚生労働省》
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シーズから出口までを通じた支援、基盤構築に関するご意見
シーズから出口までを通じた支援
• 新規医薬品や医療機器の開発出口を企業導出や医師主導治験で留めるのではなく、必要に応じ、事業化を見据えたコンサル・伴走支援
を早期から行うことも求められるのではないか。
• 有望なシーズが創薬に繋がるよう、「革新的がん医療実用化研究事業」と「次世代がん医療加速化研究事業」の連携を強化し継続的に
支援すべきではないか。「ムーンショット型研究開発事業」等、その他の事業とも連携すべきではないか。
• シーズ探索からfirst-in-humanまでを通じて産学が開発できるよう、アカデミアを中心とする組織の設立や公的研究としての支援等、
基礎研究と製薬企業とのギャップを埋める施策が重要ではないか。
• 有効な出口戦略を立案する薬事、製造、知財、ビジネス面での支援体制の強化や、国際的なプロモーションの促進が重要ではないか。
• 採択されなかった有望なシーズ研究は、AMEDでコンサルテーション等の支援が受けられるよう体制を整備してはどうか。
• アカデミア、ベンチャー企業等の研究者がシーズ育成に特化した支援機関に直接つながるネットワークを構築するのが重要ではないか。

基盤構築に係る制度
• リアルワールドデータをリアルタイムかつ経時的に収集するためのインフラ整備が必要ではないか。
• 臨床サンプルのオミックスデータの拡充とデータベース化等を行いアカデミアと企業が利活用できる仕組みを整備すべきではないか。
• 成人領域では健診データ、小児領域ではエコチル調査等、対照となりうる調査研究等のデータの利活用を行いやすい環境を整備しては
どうか。
• データ統合に向けて計算技術の重要性を踏まえ、医療統計を大きく拡充するとともに、集計定義の統一や電子カルテの標準化等につい
ても議論する必要があるのではないか。
• がん登録の利用と公開について、現在、市町村、医療機関毎のデータ利用・公開に制限があることから、研究者や行政への利活用の更
なる推進について検討してはどうか。
• データベース構築に際して、多様な研究者による二次利用を念頭においた患者同意の取得方法を検討してはどうか。

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