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資料1_これまでの意見のまとめ (5 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34414.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第13回 7/27)《厚生労働省》
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第10~12回会議でいただいた主なご意見
(4)新たな標準治療を創るための研究



有効性・安全性・QOL等の観点から、標準治療の最適化(最適な投与順序・投与期間・投与量等)を目的とする
臨床試験を推進すべきではないか。



既存薬剤のドラッグリボジショニング等の適用拡大を目的とした臨床試験を推進してはどうか。



希少がんや希少フラクションに対する新規標準治療の確立は症例集積等の観点から実現が困難かつ長期間を要す
る。より少数例で新規治療法の有効性を検証できる臨床試験の手法の開発について研究してはどうか。



企業治験では充分にカバーできないアンメットメディカルニーズに対する第3相試験やComparative Effective
Researchを推進すべきではないか。特に、薬事申請に活用できるような特定臨床研究を推進すべきではないか。



世界のがん医療における新たな標準治療の創出を日本がリードするという観点で、日本が主導する国際共同臨床
試験を推進してはどうか。



新たな標準治療の開発においては、当該標準治療が医療経済に大きな影響を与える可能性もあることから、特に
検証的な試験(第3相試験)における医療経済評価の研究を推進してはどうか。



薬物療法や手術、放射線療法等による副作用に対する支持療法や、がんに伴う症状等の緩和治療について、企業
等との連携も含め、標準治療の開発を推進してはどうか。



小児、AYA世代がん、高齢者のがんなど、ライフステージに応じた新たな標準治療の開発を推進してはどうか。



術後再発リスクや治療効果・耐性予測等、治療経過を正確にモニタリングできる新規医療技術を活用した新たな
標準治療の開発について研究してはどうか。



医療の進歩によりがん罹患後の長期生存が可能となっており、特に小児・AYA世代のがんについて、長期的な患
者のQOLを評価軸とする研究を推進してはどうか。
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