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資料2 超音波検査による乳がん検診の有効性を検証する比較試験(J-START)の進捗状況について. (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34640.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第39回 8/9)《厚生労働省》
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新たな検査項目の指針への導入を検討するに当たって
の基本的な考え方
1.がんになる人が多く、また死亡の重大な原因であること
2.がん検診を行うことで、そのがんによる死亡が確実に減少すること
3.がん検診を行う検査方法があること
4.検査が安全であること
5.検査の精度がある程度高いこと
6.発見されたがんについて治療法があること
7.総合的にみて、検診を受けるメリットがデメリットを上回ること
⚫ 上記基本条件に加えて、医療技術の進歩、高齢化等に伴う罹患率・死亡率等の変化や、がん検診に関する
研究・開発状況、検査項目の費用対効果や全国的な実行可能性等を考慮する必要があるが、新たな検査項
目の指針への導入を検討するに当たっての基本的な考え方については、これまで明示されてなかった。
⚫ そこで、検討会では、これまでのがん検診の基本的条件を基礎としつつ、今後、新たな検査項目の指針へ
の導入を検討するに当たっての基本的な考え方について議論を行い、整理を行った。
⚫ 今後は、基本的な考え方を踏まえ、科学的根拠の収集や、医療資源の状況、費用対効果等について、具体
的にどのように対応していくか検討する必要がある。

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