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資料2 超音波検査による乳がん検診の有効性を検証する比較試験(J-START)の進捗状況について. (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34640.html
出典情報 がん検診のあり方に関する検討会(第39回 8/9)《厚生労働省》
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がん戦略研究

厚生労働省/日本医療研究開発機構(AMED)
乳がん検診における超音波検査の有効性を検証するための比較試験
背景
1.
2.
3.
4.
5.
6.

Japan Strategic Anti-

cancer Randomized Trial
世界的に乳がんが増加し、わが国では乳がん死亡が急増中
世界的に科学的根拠が検証されているのはマンモグラフィのみ
マンモグラフィは高濃度乳房で精度が低い
高濃度乳房が多いアジア人および若年層ではマンモグラフィの精度が低い
超音波検査による乳がん検診は標準化されていない
超音波検診による死亡率減少効果はRCTが実施されておらず検証されていない

1

超音波検査による乳がん検診の標準化と普及

2

大規模臨床試験(RCT)による有効性の検証
40歳代女性(両群76,196人)
無作為割付(RCT)
超音波+マンモグラフィ群

マンモグラフィ
•全乳房の記録性・再現性あり
•精度管理が確立されている
•欧米で確立された唯一のEBM

マンモグラフィ群

プライマリエンドポイント:感度、特異度、がん発見率
セカンダリエンドポイント:累積進行がん罹患率

乳がん死亡率の減少効果の有無(検診の科学的根拠)

超音波
•2次元で記録性再現性に問題
•精度管理が確立されていない
•有効性を示す根拠はない
Ohuchi N, et al. Lancet, 2016

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