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ヒアリング資料5 一般社団法人 全国重症児者デイサービス・ネットワーク (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34626.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第34回 8/9)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(2) 医療型短期入所の拡充について

【視点2】 地域において、利用者が個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするため
の、質の高い人材の確保を含めたサービス提供体制の確保に向けた課題及び対処方策
課題2)夜間の介護職および専門性の高い職員の確保
日中活動支援加算の創設により、当該専門職が日中活動に係る支援計画を作成し、日中活動を実施している場合に評価する加算が
創設されたことで日中のサービスは充実したため、手薄になっている夜間の体制強化が課題。夜間の見守りに対して介護職等の見守
りへの評価が必要。

対処方策:夜間支援加算の創設
看護職員が看護に集中できるように、介護職の役割を明確化し、夜間にも介護職を配置できるようにする。また介護職でも、医療的ケ
アが行える喀痰吸引等研修修了者を配置する体制を整備した事業所が算定可能とする。

医療型短期入所を新規開設した小児科医の意見
◆移行期医療を引き継ぐところがない。
成人になったら、医療機関の入院ベットの確保が困難になる。
そのため、児童のうちから、地域で医療的ケアが診療できる診療所が求められる。有床診療所であっても、24時
間ずっと医師がいるわけではないので、無床診療所でも無床診療所の医師または主治医と連携が取れる体制
があれば可能ではないか。
◆医療型短期を開設した際の感じた難しさ
福祉も医療も制度がまたがっているため、指定権者も複数となり、地域に前例もなく、手探りで勉強しながら開
設に至った。診療報酬等、請求した後に返戻がくる。
自治体や行政の担当者により、解釈が違うため、Q &A集をまとめて欲しい。

◆命に関わる事業なので、質の低いとことが参入することは避けたい。命の責任を果たせる診療所としての、一
定の基準は必要である。
熊本県 認定NPO法人NEXTEP理事長/小児科医 島津 智之

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