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ヒアリング資料5 一般社団法人 全国重症児者デイサービス・ネットワーク (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34626.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第34回 8/9)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
(1) 主たる対象を重症心身障害児とする児童発達支援・放課後等デイについて

【視点1】より質の高いサービスを提供していく上での課題及び対処方策・評価方法
課題2)重心医ケア児の送迎の困難さ
車内でのてんかん発作や吸引等の医療的ケアを実施することも多く、看護職員を添乗させての送迎となる。バギーや車椅子対応の
福祉車両による送迎車両を整備しなければならない。荷物も多いため、広い車内の送迎車(ハイエース・キャラバン等)が必要となる。
そのため、看護職員の人件費と車輌費、ガソリン代等の費用がかかるため、送迎加算Ⅰ(54単位/片道)では対応が難しい。

対処方策:送迎加算の増額
送迎を安全に実施するためには、往復で約2,000円の経費がかかるため、100単位/片道の加算が必要となる。

評価方法:
課題1)長期キャンセル後も通所できる枠が確保されているか調査する
課題2)重心医ケア児の送迎の実態調査を行い、送迎支援が充実したか調査する

【視点2】地域において、利用者が個々のニーズに応じたサービスの提供を受けられるようにするため
の、質の高い人材の確保を含めたサービス提供体制の確保に向けた課題及び対処方策
課題1):
質の高い人材の確保
看護職員の報酬が増加している中、医療機関や介護施設との競争の中で、獲得し続けていくことが課題である。

対処方策:
看護職員の報酬を医療機関や介護施設と同等に支払えるように、それぞれの加算額を増額。
無資格者の看護師資格取得を推進する人材育成の制度の創設。
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