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【資料1】認知症への対応力強化 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34837.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第222回 8/30)《厚生労働省》
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※令和5年度においても引き続き調査を実施
(令和4年度老健事業)
「認知症の評価尺度のあり方に関する調査研究」
評価表について
事業結果の概要

検証調査では最終的に82施設にご協力いただき、検証対象高齢者数は358名、評価者は216名であった。認知機能に関する各項目の評価結果は、評
価者間の一致率は69.7%~93.8%、「回答しやすかった」人の割合は50.8%~88.9%であった。また、各項目の合計点数については、認知機能が高
いほど点数が高くなるように設定したところ、要介護度別、認知症高齢者の日常生活自立度別に重度化するにつれて、点数が低下していた。
信頼性・妥当性について検証したところ、各検証項目について信頼性・妥当性があることを確認できた。
評価表案による評価についての検証結果では、評価に要した時間は平均7.2分であり、簡便に評価できるものとなっていた。また「今回の評価表案に
よる評価結果が、今後ケア方針や内容を見直すにあたって役立つと思うか」については、「2.ある程度そう思う」が44.7%であった。
今年度の事業では、施設入所者を対象に信頼性・妥当性の検証を行い、事前設問2項目(意識混濁の有無、みまもりの必要性)、認知機能を測る項目
6項目(近時記憶(場所)、近時記憶(出来事)、見当識、コミュニケーション、服薬、更衣)の評価表の開発を行った。
【施設種類別検証調査対象者数】

【評価表案(一部抜粋)】

※施設数の構成比は、依頼施設数に対しての割合、検証対象高齢者数は、目標に対
しての割合

【評価に要した時間】

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