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資料53-1-1 CSTI第三次報告を踏まえたヒト胚関係指針の改正案について (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2023/mext_00001.html |
出典情報 | 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会(第53回 8/31)《文部科学省》 |
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第1 目的、
•
第3 研究の要件
【第1章 総則】
ART指針
第三次報告を踏まえたART指針の適用対象の見直しについて、ミトコンドリア病が「遺伝性又は先天性疾患」に含まれることを前提として、ゲノム編集指針の規
定ぶりを参考に見直す。
→ 「目的」に、遺伝性又は先天性疾患(ミトコンドリア病を含む。)に関する基礎的研究を追加。
→ 「研究の要件」に、遺伝情報改変技術等を用いる遺伝性又は先天性疾患研究、卵子間核置換技術を用いるミトコンドリア病研究を追加。
•
第三次報告における定義を踏まえ、「卵子間核置換技術」の定義を「卵子から核を取り出し、その核を、他の核を除いた卵子に移植した後に受精させる技術」と
規定。
•
「核」の説明については、ガイダンスで解説。
改正案
第1 目的
この指針は、生殖補助医療の向上並びに遺伝性又は先天性疾患の病態の解明及び治療の方法の開発に資する研究の重要性を踏まえつつ、当該
研究(基礎的研究であるものに限る。)生殖補助医療の向上に資する基礎的研究 のうち、ヒト受精胚の作成を行うもの (遺伝情報改変技術等を
用いるものを含む。)(第4章の第1の1の⑴の①及び③(第4章の第1の1の⑵において準用する場合を含む。)並びに⑵、3の⑴の④並びに⑵
の④及び⑥並びに4の⑸の①のイの(ⅵ)を除き、以下「研究」という。)について、ヒト受精胚の尊重、遺伝情報への影響その他の倫理的な観点から、
当該研究に携わる者が遵守すべき事項を定めることにより、その適正な実施を図ることを目的とする。
第3 研究の要件
研究は、当分の間、次に掲げるものに限るものとする。
⑴ 受精、胚の発生及び発育並びに着床に関するもの、配偶子及びヒト受精胚の保存技術の向上に関するものその他の生殖補助医療の向上に資
するもの(配偶子又はヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いるものを含む。以下「生殖補助医療研究」という。)
⑵ 遺伝性又は先天性疾患の病態の解明及び治療の方法の開発に資するもののうち、次に掲げるもの(以下「遺伝性又は先天性疾患研究」とい
う。)
① 配偶子又はヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いるもの
② ミトコンドリアの機能の障害に起因する疾病に関する基礎的研究(以下「ミトコンドリア病研究」という。)であって、ヒト
受精胚の作成において卵子間核置換技術を用いるもの
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第3 研究の要件
【第1章 総則】
ART指針
第三次報告を踏まえたART指針の適用対象の見直しについて、ミトコンドリア病が「遺伝性又は先天性疾患」に含まれることを前提として、ゲノム編集指針の規
定ぶりを参考に見直す。
→ 「目的」に、遺伝性又は先天性疾患(ミトコンドリア病を含む。)に関する基礎的研究を追加。
→ 「研究の要件」に、遺伝情報改変技術等を用いる遺伝性又は先天性疾患研究、卵子間核置換技術を用いるミトコンドリア病研究を追加。
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第三次報告における定義を踏まえ、「卵子間核置換技術」の定義を「卵子から核を取り出し、その核を、他の核を除いた卵子に移植した後に受精させる技術」と
規定。
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「核」の説明については、ガイダンスで解説。
改正案
第1 目的
この指針は、生殖補助医療の向上並びに遺伝性又は先天性疾患の病態の解明及び治療の方法の開発に資する研究の重要性を踏まえつつ、当該
研究(基礎的研究であるものに限る。)生殖補助医療の向上に資する基礎的研究 のうち、ヒト受精胚の作成を行うもの (遺伝情報改変技術等を
用いるものを含む。)(第4章の第1の1の⑴の①及び③(第4章の第1の1の⑵において準用する場合を含む。)並びに⑵、3の⑴の④並びに⑵
の④及び⑥並びに4の⑸の①のイの(ⅵ)を除き、以下「研究」という。)について、ヒト受精胚の尊重、遺伝情報への影響その他の倫理的な観点から、
当該研究に携わる者が遵守すべき事項を定めることにより、その適正な実施を図ることを目的とする。
第3 研究の要件
研究は、当分の間、次に掲げるものに限るものとする。
⑴ 受精、胚の発生及び発育並びに着床に関するもの、配偶子及びヒト受精胚の保存技術の向上に関するものその他の生殖補助医療の向上に資
するもの(配偶子又はヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いるものを含む。以下「生殖補助医療研究」という。)
⑵ 遺伝性又は先天性疾患の病態の解明及び治療の方法の開発に資するもののうち、次に掲げるもの(以下「遺伝性又は先天性疾患研究」とい
う。)
① 配偶子又はヒト受精胚に遺伝情報改変技術等を用いるもの
② ミトコンドリアの機能の障害に起因する疾病に関する基礎的研究(以下「ミトコンドリア病研究」という。)であって、ヒト
受精胚の作成において卵子間核置換技術を用いるもの
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