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【参考資料6】国際共同治験に参加する場合の日本人第1相試験の必要性について(第2回検討会 資料1) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35181.html
出典情報 創薬力の強化・安定供給の確保等のための薬事規制のあり方に関する検討会(第3回 9/13)《厚生労働省》
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日本人第1相試験の要否に関するPMDAの調査結果(詳細)②

②日本人第1相試験が必要と判断された例における考慮された要因
【被験薬由来の要因】






新規作用機序で安全性プロファイルが十分に検討されておらず、日本人被験者の安全性の懸念の有無が判断できない。
既存品からの変更(修飾)によるPKプロファイル等への影響が大きく、既存品の情報を参照することに限界がある。
遺伝子多型の割合に民族差があると知られている代謝酵素により主に代謝される薬剤であり、PKや安全性に民族差が生じる可能性
がある。
想定されるリスクに比較的高頻度に発現する重篤な事象が含まれ、かつ、そのリスクと民族的要因との関連が不明である。
特定された重要なリスクが曝露量依存的であり、十分な安全域がとれない等、PKの民族差が安全性に大きく影響する可能性がある。

【試験デザインの要因】


事前情報が少なく、日本人では低用量から漸増しての安全確認が必要と考えられたが、参加予定のMRCTは用量漸増が行われない固
定用量の並行群間比較試験であるため、国際共同治験内での安全確保が困難と判断された。

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