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第6章 高齢者への適切なサービス提供を行うために (7 ページ)

公開元URL https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kiban/shisaku/koureikentou/houkokusho.html
出典情報 高齢者の特性を踏まえたサービス提供のあり方検討会報告書(3/7)《東京都》
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ヤマト運輸株式会社 5

のコイタステーリョッ

「宅切便] をはじめとする輸送サービスなどを展開する
ヤマト運輸株式会社は、従来からの宅配事業に加え、
身近なところで困りごとを解決する地域共創事業として、
多摩市等で「ネコサポステーション」 を開設し、地域住民
の生活をより楽しく、便利にする取組を行っています。

ネコサポステーションでは、家の片付け・掃除など
の高齢者向け便利サービスの提供と地域のお役立ち
情報の発信、また、地域の人が気軽に集まれる拠点として場所の提供も行っています。さ
らに、スマホ教室、フリーマーケットアプリの使い方講座、エンディンクソートの書き方講
座、ヨガ教室など、自社やNPO、地域住民、地域包括支援センター、他企業などと連携
したイベントを開催しています。

加えて、loT電球 (ハローライト) を活用した見守りサービスも提供しており、利用者宅
の電球の点灯・消灯に動きが無い場合に家族等に通知し、依頼を受けた場合には最寄りの
営業所のスタッフが訪問して安否確認を行つています。

高齢者にサービス提供を行うに当たっては、地域包括支援センターとの連携が非常に重要
と考え、顔見知りの関係を築くようにしています。 普段から情報の共有などを行いコミュニ
ケーションを取ることで、 気付きのアンテナを立てるようにしています。 また、 ネコサポステー
ションのスタッフは日報を記録するようにしており、お客さまの小さな変化やサービスの内容
を共有しています。
株式会社ローソン

コンビニエンスストアチェーンの株式会社ローソンは、高齢者・地域に優しい店舗づくりに取り組
んでいます。 介護事業者等と連携し、店内に介護相談窓口やコミュニティスペースを併設し、高齢
者やそのご家族向けの品揃えを強化した 「ケアローソン」 など、複合型の店舗を展開しています。

ケアローソンでは、 広めに設けたイートインスペース等を活用して、 健康体操、 介護食の試食会、
健康測定、展示会、認知症カフェ、認知症サポーター養成講座など、様々なイベントを行ってい
るほか、住民のサークル活動や勉強会にも積極的にスペースを開放するようにしており、高齢者
が外に出かけるきっかけともなっています。

ローソンはお客さまにとって身近な店舗であり、
来店した人は、気になることがあれば相談窓口に気
軽に相談することができます。 相談窓口を運営する
介護事業者は、施設外で地域の高齢者と触れる機会
を増やすことで、地域活動の活性化やコミュニティ
の醸成を通じて、 信頼感を高めることができるなど、
Win-Winの関係をつくることを大事にしています。

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