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【資料5】全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35413.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第225回 9/27)《厚生労働省》
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認知症の人を支えるためには、家族や地域とワンチームで
「本人支援、家族支援、地域支援で認知症高齢者を支える新しいケアのあり方」
認知症高齢者700万人の時代は、高齢化率の上昇(85歳以上の方の増加)、人口減少による担い手不足が顕
著となることで、認知症高齢者を特定の専門職のみで支えるのではなく、本人のできることを増やし、家族や
地域と一緒に支えることがしか超えられない。
地域支援

家族支援

本人支援

◆家族と一緒に
認知症の方との接し方や介護
の方法を一緒に考える

認知症の方
小規模多機能型居宅介護

家族支援

(小規模で多機能な包括的支援)

※家族と一緒に本人を
支える(協働)
介護支援
機能

高齢世帯が多いから
こその家族との協働
71.8%が事業所が利用者家族
にお願いした際は、協力を得
られることが多いと回答

配食機能
役割
機能
(持っている力
を生かす)

居場所
機能

相談支援
機能

(通う・泊まる)

◆地域で見守る
隣近所だからこそ、日頃の
様子がわかる(何かあれば
地域支援 事業所へ連絡)
※民生委員や自治会、
ご近所と一緒に
本人を支える

つなぎ
機能
(本人~家族~地域)

緊急対応
機能
(柔軟な対応)

利用者宅の近所等
のケアへの影響

アウト
リーチ
機能

97.9%が利用者のケアに
とって近所とのコミュニ
ケーションが必要と回答
(生活の場で支援)
民生委員と連絡を取る54.3%
自治会・老人会と連携34.2%

【小規模多機能型居宅介護が有効な理由:介護離職を防ぐ「通い」と「訪問」の組み合わせ支援】
女性 87歳 要介護4 働く娘と2人暮らし(週3日の通いと、1日5回の訪問/1回30分程度)
高齢による腰の骨折で突然ベッドから起き上がれなくなり、介護経験のない娘は右往左往。近隣の方が「小規模
多機能」へ連絡をくれる。娘の仕事中は「通い」と「訪問」を利用し仕事をし続けることができるよう支援しつ
つ、自宅で娘が介護できるよう、ベッドからの起き上がりや排せつ介助の仕方をを練習し、在宅生活を継続。
6時

8時
起床介助
排泄介助
30分

10時
水分補給
排泄介助
30分

18時

20時

12時

15時

起床介助 排泄
昼食口内清潔

起床介助
水分補給

就寝介助

「通い」を使う日も

30分

16