【２】認知症の独居及び老夫婦等の高齢者のみ世帯への支援の評価を
一戸建てに住む高齢者のみ世帯の利用者が増加傾向にあり、特に認知症の利用者への訪問の負担感
が増している。軽度者（要介護１、２）であっても独居の場合、訪問のニーズが高く、今後、ます
ます増加する独居及び老夫婦世帯等の高齢者のみ世帯への支援について評価してほしい。
◆世帯構成

◆住まい形態

世帯構成は、独居（近居家族無＋有）及び配偶者と2人世帯のいわゆる高齢世帯では55.9％（昨年55.3％）となっている。
住居形態は一戸建てが71.7％となっている。
◆認知症日常生活自立度
認知症
自立度
回答数
全体
自立
Ⅰ
Ⅱa
Ⅱｂ
Ⅲａ
Ⅲｂ
Ⅳ
Ｍ

2021
34,125
100.0%
6.9%
14.2%
13.7%
25.8%
21.9%
7.2%
8.4%
1.8%

Ⅱ以上が
78.8％

◆日常生活自立度
日常生活
2021
自立度
回答数
33,554
全体
100.0%
自立
2.4%
Ｊ１
4.6%
Ｊ２
15.6%
Ａ１
22.8%
Ａ２
27.2%
Ｂ１
11.0%
Ｂ２
12.0%
Ｃ１
2.4%
Ｃ２
2.0%

◆要介護度
要介護度 2021
回答数
35,492
全体
100.0%
要支援１ 4.4%
要支援２ 6.1%
要介護１ 27.5%
要介護２ 24.6%
要介護３ 18.6%
要介護４ 12.4%
要介護５ 6.5%
審査中
0.0%

◆１か月間の平均訪問回数

(N=31,531)

全体

平均訪
問回数
31,531 19.3回

独居（近居家族無）

8,661 29.0回

独居（近居家族有）

4,980 32.0回

配偶者と2人暮らし

4,357 14.3回

子どもと2人暮らし

4,299 12.2回

子ども世帯と同居

6,734

その他

2,500 16.0回

世帯構成

該当数

6.3回

認知症日常生活自立度は、Ⅱ以上が78.8％、日常生活自立度はランクAが50.0％、平均要介護度は2.18となっており、身体的に
はお元気で、認知症の症状が顕著な利用者が増加していることで自宅への訪問ニーズが高まっている。

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