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【資料3】腎疾患対策検討会報告書の中間評価と今後の取組(案) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35304.html
出典情報 腎疾患対策及び糖尿病対策の推進に関する検討会(第4回 9/28)《厚生労働省》
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Ⅲ.おわりに
本検討会の議論を経て、慢性腎臓病(CKD)の発症及び進行の主要な危険因子である、高血圧
症や糖尿病、脂質異常症等の生活習慣病(NCDs)の予防及び早期発見のため、健診の受診や保健
指導、CKD 診療に関するかかりつけ医機能を有する医療機関等への受診勧奨等を引き続き実施す
るとともに、生活習慣病(NCDs)によらない慢性腎臓病(CKD)に対しても、健診後の受診の必
要性について普及啓発をおこない、適切なタイミングで検査・治療を行うために、専門医療機関
と CKD 診療に関するかかりつけ医機能を有する医療機関の連携を推進していくことなどの腎疾
患対策の取組の重要性を再確認した。
Ⅱの「中間評価と今後の取組」を踏まえ、全体目標の成果目標(KPI)
「2028 年までに新規透析
導入患者を 35,000 人以下に減少させる」の達成目標年度である 2028 年に向けて、国及び地方公
共団体、関連学会、関係団体、医療機関等が連携し、慢性腎臓病(CKD)に対して早期からの良
質で適切な治療介入がより広く行われるなど、腎疾患対策がより一層加速されることを期待する。
また、今回の中間評価において、平成 30 年報告書の一部の評価指標の把握が困難であったこ
とから、国は、腎疾患対策の取組を適切に評価することができるよう、その評価の手法等を見直
すことが望ましい。

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