総-4参考2○診療報酬基本問題小委員会からの報告について (49 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00220.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第561回 10/27)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
平成23年9月7日
中医協総会 総-3-1
(3) 機能評価係数Ⅱ
① 基本的考え方
• DPC/PDPS参加による医療提供体制全体としての効率改善等へのインセンティブを評価
• 具体的には、機能評価係数Ⅱが評価する医療機関が担うべき役割や機能に対するインセンティブとして
次のような項目を考慮する。なお、係数は当該医療機関に入院する全DPC対象患者が負担することが妥
当なものとする。
1) 全DPC対象病院が目指すべき望ま
しい医療の実現
<主な視点>
○医療の透明化(透明化)
○医療の質的向上(質的向上)
○医療の効率化(効率化)
○医療の標準化(標準化)
2) 社会や地域の実情に応じて求められている機能の実現
(地域における医療資源配分の最適化)
<主な視点>
○高度・先進的な医療の提供機能(高度・先進性)
○総合的な医療の提供機能(総合性)
○重症者への対応機能(重症者対応)
○地域で広範・継続的に求められている機能(4疾病等)
○地域の医療確保に必要な機能(5事業等)
② 具体的方法
•
中医協の決定に基づき一定の財源を各係数毎に按分し、各医療機関の診療実績等に応じた各医療機
へ配分額を算出する。最終的に算出された配分額を医療機関別係数に換算する。
•
原則としてプラスの係数とする。
•
DPCデータを活用した「係数」という連続性のある数値により評価ができるという特徴を生かして、段階的
な評価のみではなく、連続的な評価も考慮する。
•
評価に当たっては、診療内容への影響を考慮しつつ、必要に応じて係数には上限値・下限値を設ける。
49