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障害福祉サービスの報酬改定等に関する緊急提案 (15 ページ)

公開元URL https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/11/01/02.html
出典情報 障害福祉サービスの報酬改定等に関する緊急提案について(11/1)《東京都》
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提案3
⑧障害児通所支援に係る報酬単価について
主たる利用者を重症心身障害児とする児童発達支援及び放課後等
デイサービスについては、利用者の障害特性に配慮し、サービス提供
の実態に即した報酬水準に改善すること。
また、主たる利用者を重症心身障害児以外とする児童発達支援及
び放課後等デイサービスについても、今後の医療的ケア児及び強度
行動障害を有する児の受入れ状況等の実態を踏まえて、受入れが進
むよう報酬水準の見直しを図ること
【理由】
重症心身障害児(者)や医療的ケア児を対象とした児童発達支援及び放課後
等デイサービスでは、専門的知識や経験とともに高い支援技術が求められるこ
とから、受け入れられる事業所が増加していない。
また、医療的ケアが必要な重度障害児(者)を受け入れる事業所においては、
専門的知識・経験や技術を持つ看護職員の確保が難しいことに加え、必要な看
護職員の加配を行っている場合でも、当日の体調により利用者が急に欠席する
ことがあり、安定的な運営がしづらい状況である。
強度行動障害を有する児に対する児童発達支援及び放課後等デイサービスに
おける支援については、平成 30 年度報酬改定において強度行動障害児支援加
算が、令和3年度の報酬改定において個別サポート支援加算(Ⅰ)が新設され
たが、強度行動障害を有する児の状態が悪化した際には複数の職員による手厚
い対応が必要になることから、サービス提供の実態に即した報酬単価に改善す
べきである。

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