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【資料1】電子カルテ情報共有サービスにおける情報連携の在り方について (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35865.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第19回 11/6)《厚生労働省》
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3 患者サマリー(Patient summar y)の運用について
(1)記載内容について
○医師がこれまで紙などで患者に情報共有していた治療上のアドバイスを患者に電子的に共有する仕組みとし
て患者サマリー(Patient summary) を運用する。
○患者サマリーは、記載した「外来の記録」と「6情報」を組み合わせて情報を整理し、マイナポータル上で
患者にわかりやすく情報提供するものとし、具体的には下記の内容を記載してはどうか。
○なお、患者サマリー自体は、あくまで患者に共有するためのものであり、他の医療機関には共有しないが、
患者が自らの判断でマイナポ画面等を他の医師に見せることは可能とする。
「外来の記録」の内容
傷病名(主病名+副病名)

主傷病について
● 記載時点で、主として治療または検査をした傷病
副傷病について
● 主傷病以外で有していた傷病をいう(患者調査においては治療や検査を受けていない傷病も含むが、患者サ
マリーにおいては主傷病に関連した疾患とする)
療養上の計画・アドバイス
● 患者に医師から情報連携する内容を記述する
● 服薬や運動について、検査等対象者に合わせて記載する
● 具体的なユースケースの一例は下記の通り
① 致命的な疾患リスク、既往を持つ患者、重症疾患を持つ患者に対しての注意事項の記載
② 今後の加療の見通しの記載(治療の流れを確認)
③ 慢性的な疾患(生活習慣病等)、安定している患者に対する指導の記載
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