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05 資料2 帯状疱疹ワクチンについて (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36248.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第21回 11/9)《厚生労働省》
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費用対効果についての知見(生ワクチン、組換えワクチンの費用対効果)
支払者の立場から行った費用対効果分析において、生ワクチンを65~84歳に接種した場合のICERは343万円/QALY、
組換えワクチンを65~84歳に接種した場合のICERは628万円/QALYであり、組換えワクチンより生ワクチンの方が費
用対効果がよいと結論づけている。
用いるワクチン(生ワクチン又は組換えワクチン)と接種年齢の
各組み合わせによるICER(円/QALY)

Shu-ling Hoshi et al.1(Vaccine 2019)
研究内容:支払者の立場から、マルコフモデルを用いて生
ワクチン及び組換えワクチンの帯状疱疹及びPHNの予防に
ついての費用対効果を評価した。
結果:使用ワクチン及び各接種プログラムにおけるICERは、
生ワクチン、組換えワクチン(2回接種)の接種費用をそれ
ぞれ8,000円、30,000円とし、有効性の持続期間を65~69
歳で8年及び19.4年、70~79歳で7年及び18.8年、80歳以
上で6年及び18.8年とした場合、以下の通りだった。

・生ワクチン
80-84歳に接種:263万円/QALY
75-84歳に接種:290万円/QALY

生ワクチン及び組換えワクチンの有効性の持続期間
・生ワクチン

・組換えワクチン

70-84歳に接種:296万円/QALY
65-84歳に接種:343万円/QALY
・組換えワクチン
80-84歳に接種:526万円/QALY
75-84歳に接種:556万円/QALY
70-84歳に接種:563万円/QALY
65-84歳に接種:628万円/QALY
1 Shu-ling Hoshi, Xerxes Seposo, Aiko Shono, Ichiro Okubo, Masahide Kondo Cost-effectiveness of Recombinant Zoster Vaccine (RZV) and Varicella Vaccine Live (VVL) against
herpes zoster and post-herpetic neuralgia among adults aged 65 and over in Japan Vaccine 37 (2019) 3588–3597

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