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05 資料2 帯状疱疹ワクチンについて (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36248.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第21回 11/9)《厚生労働省》
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疾病類型について
• 予防接種法においては、感染力や重篤性が大きいことからまん延予防に比重を置いたA類疾病と、個人の発病や重症化予防に比重を
置いたB類疾病に疾病を分類している。
• 一方で、昨今、公衆衛生対策の改善等により、ヒトからヒトへの感染や発生時のインパクトの大きい疾病の制御に成功してきたこと
から、感染性や重症度が必ずしも高くない疾病に対するワクチンの開発が進んでおり、予防接種法上の位置づけについて検討が必要。
• こうした疾病については特に、疾病負荷の状況(感染性、重症度等)に加え、ワクチンの有効性、安全性及び費用対効果を評価した
上で、定期接種とすべきかどうかを判断する必要がある。

◇ A類疾病

(公的関与の規定あり)
①人から人に伝染することによるその発生及びまん延を予防するため


集団予防目的に比重を置いて、直接的な集団予防(流行阻止)を図る
ジフテリア、百日せき、急性灰白髄炎、麻しん、風しん、結核、痘そう、Hib感染症、肺炎球菌感染症(小児)、水痘

②かかった場合の病状の程度が重篤になり、若しくは重篤になるおそれがあることからその発生及びまん延を予防
するため


致命率が高いことによる重大な社会的損失の防止を図る
日本脳炎、破傷風



感染し長期間経過後に、死に至る可能性の高い疾病となることがあり、重大な社会的損失を生じさせる
ヒトパピローマウイルス感染症、B型肝炎

◇ B類疾病

(公的関与の規定なし)

③個人の発病又はその重症化を防止し、併せてこれによりそのまん延の予防に資するため
○ 個人予防目的に比重を置いて、個人の発病・重症化防止及びその積み重ねとしての間接的な集団予防を図る
インフルエンザ(高齢者)、肺炎球菌感染症(高齢者)

◇ 任意接種ワクチンの対象疾病

(予防接種法上の位置づけなし)
④海外で流行している疾病など、特定の対象者においてリスクが高い疾病等
○A型肝炎、髄膜炎菌、黄熱、狂犬病



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