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令和5年度老人保健健康増進等事業による『生産性向上中核人材育成プログラム「デジタル・テクノロジー基本研修」』の周知及び受講勧奨のお願い (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 令和5年度老人保健健康増進等事業による『生産性向上中核人材育成プログラム「デジタル・テクノロジー基本研修」』の周知及び受講勧奨のお願い(11/17付 事務連絡)《厚生労働省》
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デジタル・テクノロジー基本研修(モデル研修)

2.本研修の枠組み
(1)目的


介護現場における生産性向上の方策のひとつとして、テクノロジーを効果的に活用し、より質の
高いケアを実践できる介護職員を育成します。



利用者の自立支援につながる個別性の高いケアを実現するために、介護現場や組織全体がチーム
となって業務改善に取り組むためのリーダーシップと、介護ロボットや ICT を最大限に活用する
ことができるアセスメント力をはじめとする、科学的介護の実践力の涵養をめざします。

(2)対象


介護現場での実務経験が 3 年以上あり、かつ、次の①②いずれかに該当する方を対象とします。



本研修のカリキュラムは、研修の目的から介護福祉士を想定し構成していますが、当会の生産性
向上のとらえ方をご理解いただける方であれば、他の資格・職種の方もご参加いただくことは可
能です。ただし、定員を設けている集合研修では、介護職員を優先する場合があります。


介護福祉士資格取得後、2 年以上の実務経験がある方



自職場で、業務改善や介護ロボット・ICT 導入について担当している方(取り組みたいと
考えている方)



タイプ A-2、B-2 は、「介護業務に携わる介護福祉士等の専門職と管理者等とのペアでの受講を
推奨」しています(7 ページ参照)。管理者等とは、施設長や部課長など、施設・事業所等のな
かで介護ロボット・ICT を推進する立場の方を指します。

(3)費用
無料

※2023 年度はモデル研修として無料で実施します。

(4)カリキュラムの構成と研修方法


本研修の学習内容は、介護福祉専門職としての倫理観を基盤に「介護福祉の実践力」、「チーム
をまとめる力」、「介護現場の生産性を向上させる力」の 3 領域で構成されています。



効率的に学習を進められるよう、各科目の内容は、介護現場における生産性向上の取り組みを持
続するために必要となる知識や技術に焦点をあて、取り上げる項目を絞り込んでいます。
領域

科目

時間

介護過程の応用的理解

総時間

オンデマン
ド動画

7 時間

集合研修

9 時間

70 分

介護福祉の実践力 科学的介護の基礎的理解
チームをまとめる力

方法

90 分

介護職の倫理と利用者の全人性・尊厳の実践的理解

70 分

チームがまとまり成果を生み出す考え方と方法

80 分

介護現場の問題発見と解決スキル

70 分

介護ロボット・ICT 活用の基礎的理解
介護現場の生産性
介護現場の業務改善(演習)
を向上させる力
介護ロボット・ICT の導入(演習)
利用者支援に向けた活用(演習)

40 分
180 分
180 分
180 分

※ 本研修を効果的に受講いただくために、上記科目の他、介護ロボット・ICT に関する外部のプログラム(研修、資格、セ
ミナー等)を受講することを強く推奨します(11 ページ参照)。

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