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令和5年度老人保健健康増進等事業による『生産性向上中核人材育成プログラム「デジタル・テクノロジー基本研修」』の周知及び受講勧奨のお願い (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index_00010.html
出典情報 令和5年度老人保健健康増進等事業による『生産性向上中核人材育成プログラム「デジタル・テクノロジー基本研修」』の周知及び受講勧奨のお願い(11/17付 事務連絡)《厚生労働省》
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デジタル・テクノロジー基本研修(モデル研修)



職業倫理
を高める

介護サービスの質向上を達成するためには、これらの
5 つの項目の循環が必要です。これらの要素が相互に
連携し、絶え間ない改善サイクルをつくり出すこと
で、介護サービスの質は向上すると考えます。

自らの実践
を評価・分
析する

介護サービス
の質の向上
人材の定
着・確保

ゆとりをもっ
て働く

専門性を
発揮できる
環境を創る

モチベーシ
ョンの向上
情報共有
や連携を
円滑にする

(2)生産性向上中核人材育成プログラムの全体像


生産性向上中核人材育成プログラムでは、介護ロボット・ICT の導入自体が目的化しないよう
に、業務改善と介護ロボット・ICT 導入・活用を推進できる中核人材の育成をめざしています。



基本研修では、自職場での業務改善と介護ロボット・ICT 導入の取り組みに着手できることを目
標として設定し、より高度または特定業務において必要となるスキルは、スキルアッププログラ
ムで段階的に習得していきます。
チームのリーダーに
求められる能力

必要となる知識やスキルの例
(デジタル・テクノロジー基本研修に含まれる内容)

スキルアッププログラムの例
(検討中)

介護現場の生産性を
向上させる力

・・・

介護ロボット・ICT
業務改善、ファシリテーション

新しい介護ロボット・ICT
介護ロボット・ICT の効果測定

チームをまとめる力

・・・

チームマネジメント
リーダーシップ

コーチング

介護福祉の実践力

・・・

介護過程の展開
LIFE の基礎

LIFE の実践的活用

高い倫理観

・・・

介護専門職としての倫理

(3)デジタル・テクノロジー中核人材に期待すること


本研修やスキルアッププログラムの育成方針(介護現場の中で、どのような人材として活躍して
欲しいか)は、次のとおりです。
育成方針

具体例

業務改善意識を醸成するための組織づくりを行い、生産性向上の方策として介護 プロジェクトチーム立ち上げ
ロボット・ICT の活用を提案できる。
活用する機器の選定・提案
職場の業務分析から介護ロボット・ICT 導入・運用までの過程において、チームが 実行計画の策定
効率的に取り組めるよう、プロジェクトの目標設定や進捗管理を行うことができる。
介護ロボット・ICT 導入・運用を効率的・効果的に行うために必要な情報を収集
し、チームとの共有や職員に対する支援・指導を行うことができる。

機器導入講習会の開催
マニュアル作り

介護ロボット・ICT 導入・運用による、利用者個別の支援の持続的な見直しを行 個別介護計画への反映
うことができる。
客観的・定量的なデータにもとづき、支援の評価・分析を行うことができる。

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LIFE フィードバックデータの活