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○ 医療機器業界からの意見聴取について 材-3 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212455_00039.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第125回 11/29)《厚生労働省》
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C3.POCT※検査による充実した地域医療への貢献
※ Point of Care Testing

≪背 景≫
• 地域包括ケアシステムの構築のためには、「地域医療の充実」が必要であり、かつ地域の病院で行われ
る医療と診療所のシームレスな連携が不可欠である。
≪状 況≫
• クリニック、在宅で活用できるPOCT対応検査機器・試薬が販売され、臨床検査に基づく診療が可能と
なり、クリニック、在宅医療の現場においても質の高い検査を普及させることにより「質の高い医療」の提
供が可能となっている。
• クリニック、在宅医療の現場でPOCT検査を行うことは、早期の病態把握に貢献でき、医療資源の有効
活用という面においても貢献できる。
≪課 題≫
• クリニック、在宅で使用されるPOCT検査は病院で行われる検査と診療報酬上同一扱いだが、検査に
用いられる検査機器、試薬はそれぞれ異なっており、検査を実施するコストがPOCTの方が高い。
• 医療法においては、診療所において検体検査の精度の確保を求められているが診療報酬上病院での
検査に対しては検査の精度を確保するための手当があるが、クリニック、在宅には現行制度がない

提案
品質精度が担保されたPOCT検査をクリニック、在宅領域で行うために届けるため、POCT検査
に現行検査とは異なる仕組みを考慮頂きたい。
⇒ 例)POCT検体管理加算(精度が担保された検査)、院外迅速検体加算
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