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【参考資料1-1】医療保険部会(11月29日)各委員の発言要旨 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36794.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第172回 12/9)《厚生労働省》
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(ポスト 2025 を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療 DX を含めた医療機
能の分化・強化、連携の推進)


医療機能の分化・強化、連携の推進とある。中医協の調査等において、増加する高齢
者の急性期医療の対応が課題という指摘がある中、患者の状態に即した病棟の選択、急
性期の状態が落ち着いたら後方転送するといったことへの評価なども必要。



医療 DX の中で、マイナ保険証に関しては医療情報の利活用という部分の根幹をなす
システムでもあるので、薬剤師会としても使用促進に努めていく。そのためにも、医療
現場で混乱・トラブルが起きないような信頼回復に向けた対応とともに、医療 DX 全体
像を見渡して、現場へのシステム導入のタイミング、時期も考慮して、現場で使いやす
い、かつ、導入しやすいタイミングでもって全体を導入していく時期を見ていくべき。
また、既にイニシャルやランニングという部分でのコストが発生しているので、それを
踏まえた対応が必要。



リハ、栄養、口腔の連携推進や、かかりつけ歯科医の機能や、視点3の口腔疾患の重
症化予防、口腔機能低下への対応の充実、生活の質に配慮した歯科医療の推進について
は、資料に記載のとおり、確実に進めていただきたいと考えている。



入院医療については、医療機能や患者の状態像に応じた評価による機能分化を更に進
めていくことが必要。



外来医療についても、機能分化と連携強化が重要であり、そのためにもかかりつけ医
機能を現行の体制評価から実績評価へ転換を進めることが必要。



在宅での医療を必要とする患者が増大している中にあって、特に認知症やがんの患者
に対しては、更に密な医療・介護の多職種の連携が必要となっている。患者の状態に応
じた質の高い在宅医療の提供体制の構築という部分の検討が必要である。



専門性の高い看護師の活用というのが一番下に書いているが、現時点では、専門性の
高い看護師というのはまだまだ教育過程、まだまだ人数がそろっていないので、これよ
りも、今のところは、質の高い在宅医療・訪問看護の確保ということが重要なのではな
いかと考えている。
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