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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html
出典情報 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》
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大学における医療人養成の在り方に関する調査研究 (前年度予算額

令和6年度予算額(案)

0.3億円
0.5億円)

背景・課題

近年我が国では、人生百年時代を見据えて、健康寿命の延伸に向けた新しい健康・医療・介護システムを構築するため、医療・介護の連携強化、
地域の医師確保支援、メディカルスタッフの業務実施体制の見直し等の取組が求められている。
このような中、医学生の知識や技能を確かめる共用試験が公的化されたことを踏まえ、医学生が診療に参加する診療参加型臨床実習を充実する
ために、臨床実習を指導する教員に対して、診療参加型臨床実習の趣旨や期待される医行為について一層の理解を図るとともに、臨床実習に関わ
る教員の実績を視覚化することを通じて、教育者としての実績を適切に評価する仕組みが必要である。
また、医学部定員については、平成22年度以降、地域の医師確保の観点から地域枠制度による定員増を行ってきた。令和7年度の医学部定員
の方針については令和6年度までの枠組みを暫定的に維持することとされ、令和8年度以降の方針については、各都道府県・大学の医師確保の現
状を踏まえ検討される予定であるところ、これまでの地域枠制度の運用状況等を継続的に把握することが必要である。
更に、新興感染症時代に求められる保健師に必要な基礎教育に関する看護学教育の質保証について検討するとともに、薬学系人材養成の在り
方に関する検討会における議論を踏まえ、薬学教育の質保証について検討することが必要である。
対応・内容

一定の指導実績のある者であって研修を受講した者に対して「臨床実習指導医(仮)」の称号を付与することを想定し、臨床実習指導医養成の
ための研修テーマ、修了要件、プログラム及びコンテンツの開発を行うとともに、大学の協力を得て、開発した臨床実習指導医研修の内容に従って研
修を実施することにより、医学教育における診療参加型臨床実習の充実を図るための調査・研究を行う。
医学部定員については、これまでの地域枠制度の運用状況等に係る調査・分析を行い、地域枠制度の効果・運用改善事項等についての示唆を
得る。
更に、新興感染症時代において、保健所・病院等の最前線で求められる能力について調査・分析し、感染症に強い看護人材の養成を促す。また、
薬学教育の充実・改善に向けた調査・研究を行う。
◆臨床実習指導医養成のための調査研究【新規】
ー事業期間
最大2年間(令和6年度~令和7年度)
ー選定件数・単価 1件×700万円

◆薬学教育における質保証に関する調査研究
-事業期間
最大3年間(令和4年度~令和6年度)
-選定件数・単価 1件×700万円

◆地域医療に従事する医師の確保・養成のための調査研究【新規】
-事業期間
最大3年間(令和6年度~令和8年度)
-選定件数・単価 1件×700万円

◆学士課程における看護学教育の質保証に関する調査研究
-事業期間
最大3年間(令和4年度~令和6年度)
-選定件数・単価 1件×700万円

(担当:高等教育局医学教育課)

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