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資料1 薬学教育6年制及び薬剤師に関する状況 (22 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shiryo_240205.html |
出典情報 | 新薬剤師養成問題懇談会(第23回 2/5)《厚生労働省》 |
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認定薬局、健康サポート薬局など薬局の機能のあり方に関する課題
⚫ 薬局薬剤師については、平成27年に厚生労働省が作成した「患者のための薬局ビジョン」において、かかりつけ
薬剤師・薬局の機能の推進、対物中心の業務から対人中心の業務へのシフトを図り、対人業務の強化や医療機関等
との地域連携等を実現することとし、また、患者が自身に適した薬局を主体的に選択できるよう、健康サポート薬
局、認定薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)制度により、一定の機能を有する薬局について表示又は名
称を使用できる制度が導入されている。
⚫ 一方、健康サポート薬局や認定薬局については薬局側に名称を使用(表示)できる以外のインセンティブがなく、
また、利用者にどのようなメリットがあるのか不明確であり、十分に活用されていない状況にあると考えられる。
⚫ 特に、健康サポート薬局、地域連携薬局については、在宅対応を含むかかりつけ薬剤師・薬局としての機能を持つ
ことを基準の一部としているなど共通している部分もあり、地域の中での位置付けや違いがわかりにくいとの指摘
もなされている。
⚫ 地域において求められる薬剤師サービスは、医薬品の供給拠点、在宅対応、夜間・休日の対応、健康サポート、新
興感染症・災害等の有事対応、医薬品関連情報の発信、薬事衛生等が考えられるが、このような機能を薬局がどの
ように担うのか検討が必要。
⚫ これらの薬剤師サービスを全ての薬局が個別に対応することは困難であり、地域全体で効率的・効果的に必要な薬
剤師サービスを提供していく観点から、個々の薬局がかかりつけ薬剤師・薬局としての役割を果たす前提で地域の
薬局が連携して対応する仕組みを構築することが重要であると指摘されている。
⚫ このような状況を踏まえ、健康サポート薬局、認定薬局について、患者等が利用する、医療関係者が連携する薬局
を選定する際に有用となる制度となるよう、その機能や地域における役割・位置付けを改めて整理・明確化するこ
とが必要である。
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⚫ 薬局薬剤師については、平成27年に厚生労働省が作成した「患者のための薬局ビジョン」において、かかりつけ
薬剤師・薬局の機能の推進、対物中心の業務から対人中心の業務へのシフトを図り、対人業務の強化や医療機関等
との地域連携等を実現することとし、また、患者が自身に適した薬局を主体的に選択できるよう、健康サポート薬
局、認定薬局(地域連携薬局、専門医療機関連携薬局)制度により、一定の機能を有する薬局について表示又は名
称を使用できる制度が導入されている。
⚫ 一方、健康サポート薬局や認定薬局については薬局側に名称を使用(表示)できる以外のインセンティブがなく、
また、利用者にどのようなメリットがあるのか不明確であり、十分に活用されていない状況にあると考えられる。
⚫ 特に、健康サポート薬局、地域連携薬局については、在宅対応を含むかかりつけ薬剤師・薬局としての機能を持つ
ことを基準の一部としているなど共通している部分もあり、地域の中での位置付けや違いがわかりにくいとの指摘
もなされている。
⚫ 地域において求められる薬剤師サービスは、医薬品の供給拠点、在宅対応、夜間・休日の対応、健康サポート、新
興感染症・災害等の有事対応、医薬品関連情報の発信、薬事衛生等が考えられるが、このような機能を薬局がどの
ように担うのか検討が必要。
⚫ これらの薬剤師サービスを全ての薬局が個別に対応することは困難であり、地域全体で効率的・効果的に必要な薬
剤師サービスを提供していく観点から、個々の薬局がかかりつけ薬剤師・薬局としての役割を果たす前提で地域の
薬局が連携して対応する仕組みを構築することが重要であると指摘されている。
⚫ このような状況を踏まえ、健康サポート薬局、認定薬局について、患者等が利用する、医療関係者が連携する薬局
を選定する際に有用となる制度となるよう、その機能や地域における役割・位置付けを改めて整理・明確化するこ
とが必要である。
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