株式会社及び阪大微生物病研究会の MR ワクチンについても、前年の実績と同
程度を上限として、出荷量の調整（限定出荷）が行われる予定です。
（２）麻しんワクチン
麻しんワクチンについては、今般の自主回収により、当面の間、欠品とな
ることから、その代替措置として、麻しんワクチンの接種希望者には MR ワク
チンを使用するようお願いいたします。
（３）今後の供給の見込み等について
麻しん含有ワクチンの製造販売業者各社の出荷計画によると、麻しんワク
チンから MR ワクチンへの切替えを考慮した上でも、前年同様の出荷量を維持
することは可能であり、MR ワクチンの不足は生じない見込みとなっていま
す。このため、定期接種については、接種対象者の限定等を行うことは予定
しておりません。
なお、武田薬品工業株式会社から供給される麻しん含有ワクチンについ
て、本年４月を目途に、今般の事象の影響を受けない製品の出荷ができるよ
う武田薬品工業株式会社が準備を進めています。
３．今後、武田薬品工業株式会社から出荷される MR ワクチンについて
本年４月を目途に予定されている今般の事象の影響を受けない製品の出荷
（上記２．（３）を御参照ください。）の前までに武田薬品工業株式会社から出
荷される MR ワクチンについては、今般、自主回収が行われるロットと同様の影
響を受けているものの、有効期限内に麻しんウイルスの力価が承認規格を下回
る可能性があることを除き、品質、有効性及び安全性について懸念は認められ
ていない旨が別添１の２から４までに記載されていること、また、保健衛生上
の観点から定期接種を適切に推進することが必要であることから、各ロットで
麻しんウイルスの力価が承認規格を満たすとされている期間（別添１の２ペー
ジの表の「使用可能な期間」を御参照ください。）に使用されることを前提に出
荷を行うこととしており、当該期間内において定期接種等に使用することは差
し支えありません。
４．麻しん含有ワクチンの出荷量の調整を踏まえた対応について
当面の間、麻しん含有ワクチンについて出荷量の調整が行われる見込みであ
ることを踏まえ、ワクチンの予約・注文については、以下の点に留意をお願い
いたします。
・ 医療機関等がワクチンの予約・注文を行う場合には、例えば、前年同時期の
使用実績よりも大幅に多い量の納入を求めることや、製品のロットを指定し
て早期の一括納入を求めること等、必要以上に早期又は多量の納入を求める
予約・注文を行うことは慎んでください。また、ワクチンの予約・注文は、

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